ラノベ作家のメモと戯言

ラノベ作家の相崎壁際です。第13回GA文庫大賞で「ガンガンGA特別賞」を受賞。デビュー作『どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる』は2巻まで発売中&コミカライズも連載中です。

第13回GA文庫大賞前期に応募しました

人権を確保しました

 

毎度毎度のことですが、今回もなかなかギリギリの応募になっちゃいました。

締め切り当日の23時30分過ぎぐらいだったかな……。

応募したときは「間に合ってよかった!」と達成感に満ちていましたが、ここまで追い詰められたのも全部自分のせいだということに気づいて微妙な気持ちになっています。

マッチポンプじゃん。

 

これでも毎回「○日までに〇文字書いて、この週までに書き上げて、最後の週は推敲に使って」みたいに計画立ててはいるんですが、守れた試しがないのは不思議ですね。

今回はゴールデンウィークもあるし5月半ばには書きあがってると思ってました。当然のように無理でしたが……。

夏休み前の授業で作らされた「夏休みのけいかく」的なサムシングを思い出します。アレも守った記憶がない。

 

自分は第11回後期からずーっとラブコメばっかりGAに応募していて、今回も例によってラブコメです。

これでGAには4連続ラブコメを出してることになるので、そろそろ別の引き出し作った方がいいのかなーと思いつつ、いやいや自分はラブコメが好きなんじゃい!という気持ちもありつつ。

まー次にGA出す時もなんやかんやラブコメになりそうな気がします。まだ構想はないですけど。

 

その他雑記、読んでる本とか

分けた方がいいのかもしれませんがめんどくさいので後ろにくっつけます。

 

最近読んでるのは森田季節先生の「物理的に孤立している俺の高校生活」シリーズで、ちょうどGAの応募作を書きながら7巻を読んでました。

個人的に6巻のエリアスがめちゃちゃツボ。こういうの大好きです。

最新の8巻も購入済みなのですが、これはGAに応募したら読もうと心に決めてたのでこれから読みます。楽しみだー。

 

あと「弱キャラ友崎くん 8.5巻」やら「きのうの春で、君を待つ」やらも積んでるので早く読まねば。ガガガばっかりやん。

いや、ガガガしか読まないわけじゃないんですがここら辺は4月に買ったばかりなので記憶に新しいというか……もう6月ですけど。

 

それにしても最近は積読の量が増えすぎてもう何が何やらで、同じ巻を2冊ダブって買うのも日常茶飯事になってきました。日常茶飯事の用法間違ってるけど。

あと1巻持ってないのに「なんかこれの1巻持ってた気がする……」って2巻買っちゃって、後から1巻買うハメになるとかね。バカ?

 

ただでさえ読むスピードが遅いのに小説を書き始めるとさらに読めなくなるので、最近積読が全く崩せません。

買う量を抑える気はないので読む量を増やさないとなあ……。

 

次はガガガかGAに応募するつもりです。

最近はよくOrangestarさんの「Henceforth」を聴いてるので、なんかいっちょ夏っぽい作品とか書きたいとかそんな気分です。

 

www.youtube.com

それではまた。

 

 

第27回電撃小説大賞に応募しました(第12回GA文庫大賞後期は二次で落選しました)

どうにか応募できました!

3月の後半からずいぶん切羽詰まりながら執筆してたんですが、どうにか完成してくれてよかったです。

 

それにしても今回も例によって厳しい戦いでした、よく間に合ったなあと思います。

毎回締め切りが厳しい件についてはいつか責任者を問いたださなければならんと思ってるのですが、どう考えても責任の所在は自分の怠惰と危機感の無さにあるので今回は見逃がしてやります。

自分に優しく他人に厳しくがモットーなので……。

 

ブログを書くにあたって4月の頭あたりは大変だったな~と少しツイートを遡っていたのですが、4月に入ってからのおかしくなりようは自分でもちょっとどうかと思いました。

 「小説のこと何もわかりません」じゃないよ、書くんだよ。

 

マジで締め切りがヤバい4月7日(締め切りの3日前)に僕ヤバ(僕の心のヤバいやつ)を読んで悶えている場合ではないですね。何してるんだ?

でもよく考えたらこの時期に更新来る方が悪いのかもしれない。更新が来たらそりゃ読むでしょ、しょうがない。

 

もし僕ヤバを読んだことがない人がいれば読みましょう。ヤバいので(薦め方が絶望的に下手)。

mangacross.jp

僕ヤバ読んだり初めて秋山黄色聴いたりしつつ、まあなんやかんやで9日深夜(10日の午前2時とかそこら辺)にエピローグにたどり着いたので良かったです。

このツイートの数時間後に初稿が上がりました(ついでにあらすじも書きました)。

 

でも初稿が完成したらしたで改稿とか文章の推敲とか誤字脱字チェックとかあるんですよね……地獄を抜けたら次の地獄に入るだけ。人生?

とはいえ自分は改稿であまり全体の構成をいじらないタイプ(本文を書きながら構成変えたり展開変えたりはよくある)なので、初稿完成後の作業は比較的少ない方かもしれません。

がっつりいじる人は本当に全文書き直すくらいの勢いでやるらしいです。自分がそれをやっちゃうと応募が翌年になります。

 

ここ2日ほど仕事しつつ午前4時くらいまで書いてて体力へろへろだったので、この日は書き上げてから6時間くらい寝ました。10日に有給を取ってて本当に正解でした。

偉いぞ過去の自分。どうせ締め切り前は時間が無くてボロボロになるんだってこと、よくわかっているんだなって感じですね。

 

10日は朝10時くらいに起きてほぼぶっ続けで改稿やら推敲やら誤字脱字チェックやら進めて、だいたい21時過ぎくらいに一通り終わったんだったかな。

作業を始める前は「流石に時間もマズいしせいぜい誤字脱字チェックくらいしかできないよな~」と思ってたんですが、やっぱり見直せば修正したい箇所がボロボロ出てくるもので、結構いろんなところを書き直しました。

「もう時間ないのに書き直してていいのか……?」という葛藤はありましたけど、やっぱ書き直して良かったと思います。

 

ちなみにこのブログを書きながら応募時の原稿をちらっと見たら、さっそく誤字を見つけて泣きました。

ちゃんとチェックしたのに何であるんですか?なんでチェックの時は見つからん癖にチラッと流し読みしただけで見つかるんですか?ひょっとして無から生まれてる?

 

ま、まあ、誤字はあるにせよ作品の面白さについてはそれなりに自信がありまぁす!

大変だったけど、その分出来も満足いくものになったのではないかと(今になって「あ!あれ書きたかった!」と思う部分も多少あるにせよ)。

今の自分に書けるボーイミーツガール(と少しだけ日常の謎系ミステリー)の精一杯がこれです!

 

……この文章を書いてて思い出したのが、「去年の電撃小説大賞応募作を書き上げた時も凄く自信があったなー」ってこと。当時の記事がこれですね。

aizakikabegiwa.hatenablog.com

読み返すと去年も9日と10日に有給を取ってて笑いました。毎年恒例になってる。

そんで肝心の作品についてですが、

ライト文芸系小説のクオリティとしては、概ね現在の自分が書けるベストだと思っています。』

 とか書いてある。へー。そりゃすげえや。ベストだってよ。

 

……まあその作品、一次落ちするんですけどね。

aizakikabegiwa.hatenablog.com

テンションの下がりっぷりがすごい。

今でこそ笑えますが当時はなかなか凹んだ記憶。

結局、電撃は最初に応募したとき(第24回)に4次選考まで行って以来、2年連続1次落ちです。

そろそろどうにかしたい。

 

……というわけで、作品の面白さには自信がありますが、結果が出るまであんまり信用しないことにしました。

去年あんだけ自信満々だったのに一次落ちしてるんだもん。

なんでも鑑定団に「これは掘り出し物だって自信があります」って焼き物とか陶磁器とか持ってって「300円」とか付けられるタイプの鑑定眼だよ。信用ならねえ。

 

あ、タイトルにもありますが第12回GA文庫大賞後期は二次で落選しました。

電撃の方が忙しくて更新できなかっただけで、決して落ちてテンション下がって「まー落選したってことは書かなくても別にいいかー」という気分になったから報告しなかったわけじゃないんです。信じてください。

 

えー、次に応募するのは5月末の第13回GA文庫大賞前期の予定です。

あと50日弱ですか、今回も締め切り間際はヤバそうですね。

12回後期の評価シートには「王道だけどありきたり」的なことが書かれていたので、今回はどうにか面白い設定(信用ならねえ)を組み込もうと考えております。やるぞい。

 

それではまた。

 

 

 

ちなみに自分は明日の昼休み、僕ヤバの最新話を見て悶え死ぬらしいです。助けて。

 

第12回GA文庫大賞後期、一次通過しました

無事に一次通過しました

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GA文庫|GA文庫大賞

 

ペンネームが「相崎」なので、ペンネームの五十音順に並ぶGA文庫大賞の選考結果はページを開くとすぐに当落がわかる。

心臓にいいのか悪いのかわかんないっすね。

 

とりあえず通っててよかった。

応募時は「まあ一次は通るだろう」とか思って応募するわけなんですが、いざ選考結果発表の段になると途端に自信が雲散霧消するアレ、いったいなんなんでしょうね。

「こんな思いするならいっそ、応募しない方がよかったよ……」みたいな。恋かよ。

まあ通過したら「フハハハハ、まあ一次は通過するであろう!なにせ我ながらアレは面白いと思ったからな!」ってなるんですが。自分がチョロ過ぎて不安になる。

 

それにしても、我ながらすごいラノベっぽいタイトルだ!感激しちゃいますね。

でもよく考えたらこのタイトル、あんまり内容と関係ない気もしてきた。

タイトルは結構その場のノリで付けてしまうところがあるので……ラブコメなのは伝わるし応募段階なら別にいいか……。

まあ主人公が非リアなのは正しい。

 

そうそう、GA文庫大賞では編集者さんが選考中の作品についての感想をTwitterで呟くのが恒例になってるんですが、今のところ自分のはないっぽいです。

二次発表後も現代ラブコメとか呟かれてるんですが、たぶん自分のではないと思われ。

選考通過作一覧とか見てても、同じジャンルらしい作品はなんとなく意識しちゃいますね。

 

 

今は電撃応募作に取り掛かっています

現在プロット作り中です。より正確には「そろそろプロット作らないとマズいよなあ」と思っている最中です。

……十二月からずっと取り掛かっとるやないかい的な感想は野暮というものですよ。

自分の怠惰さをナメてもらっては困る。

 

最近は「ハルチカ」シリーズ、「ジャナ研の憂鬱な事件簿」などの日常の謎系学園ライトミステリ―を読んでライトミステリの力を高め、「君は月夜に光り輝く」「この世界にiをこめて」あたりを読んでメディアワークス文庫力を高めていました。

新作がこんな感じになる予定なので……。

ちなみにハルチカシリーズだと特に「エレファンツ・ブレス」が好きですね。ここまで物語のスケールを広げられるのかって驚きで震える。

 

三月は既に有給を突っ込んで是が非でも執筆しなければならない(執筆しないとせっかく使った有給が無駄になるので執筆せざるを得ない)状況を作り出したので、できれば次の三連休中にプロットを完成させて執筆始めたいと思います。

大筋は頭の中にあるので、後はどうにか物語全体の整合性とミステリー部分をひねり出すぞい……。 

 

それではまた。