ラノベ作家のメモと戯言

ラノベ作家の相崎壁際です。第13回GA文庫大賞で「ガンガンGA特別賞」を受賞。デビュー作『どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる』は2巻まで発売中&コミカライズも連載中です。

『どうか俺を放っておいてくれ』の内容を紹介するやつ

7月はラブコメの新刊がアホほど出るので内容紹介しないと埋もれるな~

……的な危機感からキーボードを叩いていますが、その前に『今日はまだフツーになれない』のこと話していい?いいよ!了解。

Twitterで見かけて気になったので単行本買ったんですが、無限に自分が好きな話をやってて最高。日常の中で生じる小さな引っ掛かりや鬱屈、それが相手とのちょっとしたやり取りで静かにほぐされていくやつ……マジで良いね。

タイトルの回収も巧みで無限に感心してた。1巻で綺麗にまとまってるしオススメです。

 

Twitterに上がってるこの話、溜息出るね……。

 

 

 

……はい、自分の作品紹介する前に最近読んだ漫画の紹介をしちゃいましたが、これは照れ隠しなので仕方ないんです。大和撫子なんです(?)

そんなわけで数多あるラブコメに埋もれるんじゃないかとハラハラドキドキ、っていうか既に埋まってたりする?大丈夫?頭くらいは出てる?いやホント最近ラブコメ多すぎだろ……自分がラブコメを頑張り始めた2018年の終わり頃はそんな多くなかったというかむしろ下火だったじゃん?好きだからいいんだけど流石に限度ってもんがさ~な7月刊、『どうか俺を放っておいてくれ https://twitter.com/u_temo/status/1410886137594335233?s=20なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる』の紹介です。

 

とりあえず通販サイトとか公式サイトに載ってるやつがこれ↓

恋、友情、輝かしい青春。そんな期待に胸を膨らませた俺の高校生活は――結局ぼっちのまま終わった。 そして迎えた卒業式前日……。
「死なないで! 七村くん! 」
モデル顔負けの美人・花見辻空をかばい、俺はトラックに轢かれて人生の幕を閉じた……はずだった。
「神様の気まぐれかもね」
しかし、その事故を機にどうやら俺は同級生の花見辻と一緒に高校一年生の入学式に戻ってしまったのだ。
二度目の高校生活は輝かしい青春など期待せず大人しくぼっちで過ごそうと思いきや……彼女から望んでもいない提案が。
「ぼっち脱却、私が手伝ってあげる」
この物語は俺が二度目の高校生活で送る、最悪で最高の青春ラブコメだ。

 

大体そんな感じです~で終わったら意味ないのでもうちょい踏み込んで書くか。

 

本作は卒業直前だったぼっちの七村穂高(ななむら ほだか)とリア充美少女の花見辻空(はなみつじ そら)がタイムリープして、高校生活をやり直すことになる青春ラブコメです。

あらすじにある通り、2回目の高校生活もぼっちの七村を見かねた花見辻が七村をぼっちから脱却させようとする……的な展開ですが、七村は結構ガチで2回目の高校生活もぼっちのままで良いと思ってるので全然うまくいきません。(お前、こんな美少女に話しかけられてるんだからもう少しその気になれよ……って作者も思ってるよ

f:id:blogofisaac:20210706224510j:plain

 

普通は友達作ろうとするなら同性に話しかけるものですが、 七村は前回のアレコレがあったりしてめちゃくちゃ嫌がります。

そうしたらなぜか同じクラスの女子に話しかけるハメになってしまう……いや俺は本当に友達とかいらないんだが!?

……って感じの話でございます。

 

ヒロインは花見辻だけじゃなくて、同じクラスにいるギャルの星ヶ崎瑠璃(ほしがさき るり:画像右)、クラス委員長の白峰真白(しらみね ましろ:画像中)の2人も出てきます。あと妹の七村皐月(ななむら さつき:画像左)も登場します。

妹はともかく、星ヶ崎と白峰の2人がどんな風に七村と関わってくるのか……?的なあたりも注目ですわよ。

f:id:blogofisaac:20210706225750j:plain

 

基本的に軽く読める感じの作品になってるかな~と思うので、青春ラブコメとか好きな人は是非!

青春とか人間関係って一筋縄じゃいかんよな~的なアレコレもあったりしますので、そういう系が好きな人にもオススメです!

 

 

▼PV

なんとPVまで作ってもらっちゃいました!

www.youtube.com

ナレーションは七瀬彩夏さんです。『スーパーカブ』の礼子さん、良かったな~。

 

 

▼特設サイト

ga.sbcr.jp

そういえば長らく自分が「特設サイト」だと思ってたやつ(コレ)、実は特設サイトじゃなかったらしい。Twitterとかでめっちゃ「特設サイトこちらです」的なこと言ってたから普通に恥ずかしいんだけど……。

 

 

▼通販とか

Amazon

どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる (GA文庫)

 

・Bookwalker

どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる (GA文庫)

 

以下の各書店では店舗特典があります(SSやタペストリー、ブックカバー、ぼっち認定証など。そのうち紹介します)

 

アニメイト

www.animate-onlineshop.jp

 

メロンブックス 

www.melonbooks.co.jp

とらのあな

ec.toranoana.jp

ゲーマーズ

www.gamers.co.jp

 

 

 

それではまた。

 (今回めっちゃラノベ作家っぽいじゃん)

 

デビュー作『どうか俺を放っておいてくれ』が7月15日に発売されます!

いっけな~い、遅刻遅刻~!じゃなくて告知告知~!

……なんですか、これ(滝先生)

 

そういえば『リズと青い鳥』が7月21日にBS12で放送されるらしいですね。

自分はBlu-ray持ってるので見ない……というかBS自体が映らないので視聴できませんが、見たことないな~って人は見た方がいいですよ。超名作なので。

 

公開当時は『響け!ユーフォニアム』を見たことなかったので今作がスピンオフ的作品だと全く気づかず、「ポスターから察するに吹奏楽部が舞台の百合風味青春モノっぽい感じかな~」という前提知識ゼロ状態でコナン君(ゼロの執行人)のついでに見たんですよね。

そしたら映画館でいい年した大人がボロ泣きしてしまい、その後も何度も通いました。(もちろんユーフォも見ました)マジで最高のアニメ映画だよこれ。

あんなに同じ映画を何度も見たのは『ガールズ&パンツァー 劇場版』ぶりだったな~。

 

  

……なんて、告知する照れ隠しにリズ鳥の話をしてしまった!

まあいいんです。「リズ鳥の話はいくらしてもいい」って日本書紀にも書いてありますからね。

それに、どうせSNS全盛の時代にブログを訪れる読者は結構な好事家であること間違いなしですから、多少のおふざけも許してくれるでしょう。許して!

というわけで告知です。

第13回GA文庫大賞<ガンガンGA特別賞>受賞作の『どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる』(略称:ぼちかの)が、7月15日ごろに発売されます!

 

なんと正式なタイトルが長すぎる(40文字くらいある)ので1つのツイートに入りきらず、告知ツイートなのにサブタイトルを省いてメインの部分しか載せないという荒業をかましました!

一応略称は『ぼちかの』ですが、好きな風に呼んでいただければなと。

 

・以下、略称の例

『どうか俺を放っておいてくれ』(作者はこれ使いがち)

『俺放』(なんて読むんだこれ)

『GAのぼっちのやつ』(たぶん他にも沢山あるけど)

『大洗学園だと沙織とエルヴィンとやまごー、他学園だとダー様、ケイ、アリサ、チョビ、ミカ、細見が好きな作者が書いたやつ』(ガチで節操無いなこいつ)

ガルパン最終章第3話の公開が修羅場とモロ被り&緊急事態宣言で上映続けてる映画館が平日しかやってないとかで未だに見に行けておらず凹んでる作者の作品』(ただの愚痴じゃん)(このままだと7月下旬の再上映で他県の映画館に突撃するしかないんだが?)

 

とにかく何でもOKです。

まあ、略称が統一されてないと編集さんがエゴサするの大変っぽいけど、自分はあまりエゴサしない気がするしな(他人事)。

 

やれやれ、今日はこのくらいにしといてやるか……あんま告知になってない気もするけど、こういうのは気持ち(ハート)が大事ですからね。たぶん。

あ、約束通り最後まで読んでくれた方に告知用の画像ってやつをお見せします。

 

『どうか俺を放っておいてくれ』、ぼっちの主人公がリア充ヒロインとぼっち脱却するしないでゴタゴタするタイムリープ青春ラブコメらしい。

f:id:blogofisaac:20210620015259j:plain

 

あと表紙のヒロイン(花見辻さんという名前です)の他にも、ギャル系ヒロイン(星ヶ崎さん、右)、委員長ヒロイン(白峰さん、真ん中)が出てくるらしい。一番左は妹(皐月)です。

f:id:blogofisaac:20210620015405j:plain

 

俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『エロマンガ先生』の作者、伏見つかさ先生に帯コメントをもらったらしい。帯コメの雰囲気から察するに、若干真面目なパートもあるっぽいですね。(伏見先生、本当にありがとうございます!嬉しすぎます!)

f:id:blogofisaac:20210620015443j:plain

 

作者にはこういうのが編集さんから送られてきます。編集さんすげ~ってなるね。

これでもまだ出し惜しみ(?)してるので、そのうちブログやTwitterで載せます。

あと告知事項とかじゃんじゃん増えそうな予感もあり。

っていうかTwitterでタイトル検索すると書店様のあれこれが少し出てるんですけど、ブログとかだと足並み揃えて発表したいというかね、繊細な乙女心がね(?)。

 

すでにAmazonとかメロンブックスゲーマーズBookwalkerhonto紀伊国屋書店Honya Club(探せば多分もっとある)では予約が開始されてるんですが、ここだけの話なんか店舗特典とかあるって噂もあるので、欲しい特典を確認してからでも遅くないらしいっすよ!(主人公の友人の情報通キャラ)

 

 

それではまた。(ここまで読んでるの相当な猛者だな……)

 

 

第13回GA文庫大賞で『ガンガンGA特別賞』をいただきました&リモート授賞式に参加しました

お久しぶりです

いや~しばらく小説の方が忙しくって更新サボってました。別に義務とかないからサボってもいいんですけど。

編集さん待たせてるのにブログ更新してたら「早よこっちの方出せや」って怒られるかな~と気にしてたんですが、何かもうあんまり気にしてもしょうがない気がしてきた。(麻痺)

ふたりエスケープ』2巻のあとがきでも「締め切りは延ばそうと思ったら意外と延びる」って書いてあったしね!(まあ引っ張り過ぎると千切れるとも書いてあったが……)(ちなみに『ふたりエスケープ』はマジで面白いので読んだ方がいいらしいね)

 

それに最近は常時何かしらの締め切りが迫ってる感じだし、締め切りのこと気にしてたらおちおち小説も読めないんでね。これからは鈍感力の時代。編集さんのプレッシャーに負けるな!

さくらももこも「漫画読むのも仕事だから」って(確かコジコジが出てきたちびまる子ちゃんの特別編で)言ってたし、自分も積極的にこのロジックを使っていきたいと思います。

もうね、人生のあらゆることが創作の糧になると言ってよい。このブログ書いてるのも、さっき『リリイ・シュシュのすべて』見たのも、羽生まゐごさんの新曲聴いてるのも仕事だからセーフ。授賞式の翌日も真面目に仕事をする自分、あまりにも偉過ぎる。

 

ガンガンGA特別賞をいただきました

Twitterの方ではもう報告してるんですが、第13回GA文庫大賞の総合結果が4月30日に発表されまして、自分は『ガンガンGA特別賞』というのをいただきました。ありがとうございます。

 

ガンガンGA特別賞というのは今回から新しく導入された賞でして、「賞金10万円+コミカライズ確約」だそうです。すげ~~。

「マジ? 原作すら刊行されてないのにもうコミカライズ決めちゃって大丈夫? 自分が海外に高飛び(?)とかしちゃったらどうなんの?」とビビっておりますが、昨今はメディアミックスの速度も上がってますもんね。

『フルダイブRPG』とか刊行前にアニメ化作業が進んでただろうしな……時代だ。

 

第14回以降もガンガンGA特別賞は継続されるようなので、今後はGA文庫大賞初の「ガンガンGA特別賞受賞者」として積極的にドヤ顔していきたいと思います。

来年の方はウザい奴に先輩風ビュンビュン吹かされる覚悟をしといてください。あ、ごめんなさい後輩様、Twitterはブロックしないでください、気づくと凹むので……せめてミュートにしといてください。すいません、調子に乗りました……。

 

ちなみに公式サイトの方であらすじやら選評やらが公開されてるので、よければ是非、どんな作品になってるか覗いてみてやってください。褒められすぎてて怖い。

ga.sbcr.jp

リモート授賞式に出席しました

というわけで5月15日、第13回GA文庫大賞のリモート授賞式がありましたので、自分もおっかなびっくり参加しました。

 

第13回勢は神田暁一郎先生、紺野千昭先生、山藤豪太先生(受賞時PNは幼心)、有丈ほえる先生、冬坂右折先生、そして自分が参加。

そして先輩作家の方々は、前回の第12回GA文庫大賞で受賞された宇佐楢春先生・小田一文先生・蒼機純先生・アマサカナタ先生・西山暁之亮先生・りんごかげき先生、さらにいずれもTVアニメ化が決定している『処刑少女の生きる道』の佐藤真登先生と『天才王子の赤字国家再生術 ~そうだ、売国しよう~』の鳥羽徹先生が参加してくださいました。豪華すぎ。

 

ぺーぺーの自分は本当に恐縮しきりだったのですが、締め切り後でちょい寝不足だったのとビール飲んでたのとで気が大きくなり、変なこと喚いたかもしれません。申し訳ございません……。(なんか開会直前にZoomのチャット欄でダダ滑りしたの思い出してメンブレしてる!)(新人の癖に何やってんの?)

皆さんやっぱりお酒飲むのかな~と思ってたけど、見た感じ飲んでるの少数派だったっぽいね。

 

授賞式後には作家同士の歓談タイムもあり、先輩作家の方々から非常に貴重なお話をうかがうことができました。ありがとうございました!(何か振られれば喋るけど自発的に喋れないタイプの雑魚ゆえ、場を回してくださった方々には本当に感謝しております……)

やっぱり授賞式も大事だけどこっちの方が大事だったかもしれない。昨今の状況だと他の作家さんとお話できる機会もないし、特にぶっちゃけた話はTwitterとかでも聞き辛いですし。(先輩作家さんが発言する際、頻りに「これ本当に編集さん聴いてない?大丈夫?」って気にしてたのが面白かった)

 

ってなわけでこれからも頑張っていきますので、何卒よろしくお願いします。まとめ方が雑だな……。

そうそう、自分のデビュー作は7月に出る予定です。神田暁一郎先生の御作品と同時発売ですのでまとめてどうぞ!(もっと詳細な情報はしばらくしたら出ます)