もう2月も終わりって早すぎ、3月を見習え
気が付いたらあと2時間弱で3月。嘘だろ。
「28日しかないとか根性足りないんとちゃう?3月は31日まであるって言ってるけど?」と2月くんを詰めてもしょうがないのでブログ書きます。
なぜなら1か月に1回は更新すると決めちゃったから。
別に放棄したところで誰に迷惑がかかるわけでもない決め事ですが、まだ守れる可能性があるなら守っとくか……くらいのノリです。
でも特に書くことがあるわけじゃないので、2月に読んだラノベや観た映画の中で、特に印象に残ったものを雑にまとめるだけにしときます。
お手軽だし今度から書くネタに困ったら全部これでいいな、うん。
※ネタバレはしないように書いてるつもりですがところどころ作品の内容に触れているため、徹底的に作品のネタバレを避けたい人はブラウザバックしてください。
ラノベ
「今日から彼女ですけど、なにか?」読みました〜、面白かったです!文体と主人公のテンション・口調がラノベだと珍しい感じですが、かしこまった感じでアホなこと言うのは少しモリミーを連想するかも?慣れるとグイグイ行けました。やっぱりモノローグと掛け合いで笑わせてくる作品は良いですね。 pic.twitter.com/ZsWJcnleH9
— 相崎壁際 (@aizakikabegiwa) 2021年2月8日
あとヒロインの薫ちゃん含めてヒロイン勢のキャラ立ちがすごい。恋人を作らないから20歳まで留年してる先輩(在学中に恋人を作ることが卒業条件なので)とかこの設定でしか出せないだろ。まあ一番キャラとして好きなのは灰崎先生(39)ですが……ヒロインに入れるのは年齢的に良心が咎めるけど……
— 相崎壁際 (@aizakikabegiwa) 2021年2月8日
灰崎先生(39)、高校生主人公のラノベではヒロイン的にアウト寄りのアウトな年齢だけでも面白い(しかも主人公にすごい矢印向けてくる)のに、ラノベでよくある「20代で恋人いない美人教師」枠まで桃先生に奪われてるのマジで良すぎ。頼むから誰かこの人を救ってくれよ感が好きすぎる
— 相崎壁際 (@aizakikabegiwa) 2021年2月8日
はい。Twitterでつぶやいた感想そのまんま載せます(手抜き)。
ツイートでも言ってるけど、マジでアラフォーの灰崎先生(39)が好きすぎる。肌のハリにどうしようもなく年齢が現れてるのマジで良すぎ。
口絵(ラノベの目次前にあるカラーイラストのことです)の時点で「灰崎先生」というキャラがアラフォー教師だということは知ってたので、異様なテンションで現れた初登場シーンは本気で頭抱えた。
いきなりカニ歩きで登場しないで!「やっほーやっほーおはやっほー☆ 私だよ☆ 灰崎先生だよ☆」(文庫版41ページより)じゃないんですよ先生!
誰か助けてくれよこの人をよ……。
まあ灰崎先生語りをするとキリがないのでこの辺にしておきます。
この作品はラノベにしてはページ当たりの文章密度がかなり高め(まだ1巻しか読んでないけどリゼロくらい?)なので、ちょっとびっくりする人がいるかもしれません。あと主人公の暑苦しさと口調が独特かも。
でもちゃんと読めば文章と会話のセンスが良さがわかり、読む人をこれでもかと楽しませようとする精神が伝わってくるので大好き。
下のツイートの部分とか最高(やっぱり灰崎先生の話になるじゃん)。
灰崎先生は単体でめちゃくちゃ良いキャラな上に他キャラとの掛け合いも面白いから最高なんだよな。ちょいちょい普通にバ○○(自主規制)呼ばわりされてるし。あと文庫版51ページの「摩訶不思議な容姿」あたりのモノローグが良すぎて笑うと同時にぶっちゃけ悔しかった。面白いよここ
— 相崎壁際 (@aizakikabegiwa) 2021年2月8日
「とってもカワイイ私と付き合ってよ!」1巻、めっっっちゃ良かった!!こういう始まりのラブコメ好きだし冒頭付近からかけ合いも好みで良いな〜と思ってたけど、中盤から人間関係やそれに関する洞察、主人公の良さがバンバン出てきた上に後半の展開もうまくて読みながらマジで声出た。拍手……! pic.twitter.com/XUEkSu2ffc
— 相崎壁際 (@aizakikabegiwa) 2021年2月28日
こういう青春ラブコメ系で面白い作品を読むと「やられた!」って悔しさがあってクセになるな……いや本当にいい作品だった。
— 相崎壁際 (@aizakikabegiwa) 2021年2月28日
こういうのって最新刊(今作は2巻)まで読んでから色々言うのが筋って気がするんですが、今回ばかりは1巻時点で言わせてください。
マジでオススメです。
これはブログを書く数時間前に読み終えたばかりなんですけど、マジで良かった……!!
冒頭でさくっと主人公とヒロインの掛け合いに入った時点で、まず掛け合いのセンスとテンポの良さで好感触。
そこから数十ページほど読み進めると人間関係への洞察やヒロインの性格の掘り下げ、関係の変化の見せ方が上手くて思わず姿勢を正しました。
イベントとか会話を通じて登場人物の性格や関係の変化を見せる、っていうのは基本みたいに語られるんですが、やっぱり難しいんですよね。
この作品はそこをちゃんと丁寧にやってて、それでいてコミカルさやヒロインの可愛さをおざなりにしない巧さがある。感心した。
主人公もカッコいいし終盤の展開もマジで良い……面白いな!!悔しい!!
単に陰キャとリア充がイチャイチャしてるだけの作品(自分はそういうのも好きですが)なんだろうな~と思ってる人にはぜひ一度読んでもらいたい。
人間関係や個人の問題にちゃんと向き合ってる一級の青春ラブコメです。
こういうの大好き。
映画
・「花束みたいな恋をした」
https://twitter.com/aizakikabegiwa/status/1365544875219771392?s=20
「花束みたいな恋をした」を観ました。カップルが多いであろうことは覚悟してたけど、せいぜい4割くらいの入り具合なのによりによって自分の両サイドがカップルなのは何故……(映画はすれ違いと別れを丁寧に描いていて面白かったです)
— 相崎壁際 (@aizakikabegiwa) 2021年2月27日
花束〜の話。最初はオシャレな感じのサブカルの民にツバ吐いてた(オシャレではないしサブカル方面に造詣もないしモテないので)んですが、長嶋有と佐藤亜紀が好きって言った時点で完全に有村架純LOVEになっちゃったね(あと本棚にノベルス版の「数奇にして模型」が一冊だけあったのは何?)
— 相崎壁際 (@aizakikabegiwa) 2021年2月27日
まるで夢に見るような「運命の出会い」を果たしたサブカル好きカップルが、実にありふれたすれ違いや環境・思想の変化で別れるまでの話。
自分はサブカルに造詣ないのでそこの共感度は微妙だったと思うけど、映画としてしっかり面白かったのでネタを拾いきれなくても楽しめました。
カットの単価がえぐいことになってるくだりやパズドラのくだりはマジで良かったね。
それにしてもこれ、カップルで観に来る映画にしてはガッツリ別れを描いてるけど気まずくならないのかな……。
あとは下のツイートの場面、2021年最悪の笑顔が飛び出ました!(性格が終わってる)
菅田将暉が「5時には絶対に終わるって!(うろ覚え)」って嬉しそうに言うくだりで今年最悪に邪悪な笑みを浮かべてしまったね……
— 相崎壁際 (@aizakikabegiwa) 2021年2月27日
・「すばらしき世界」
「すばらしき世界」観ました。素直にいい映画だったな〜!たとえほんのひと時であっても、三上にとってこの世界はきっとすばらしいものだった。
— 相崎壁際 (@aizakikabegiwa) 2021年2月27日
あと役所広司、こういう役が上手すぎるだろ pic.twitter.com/bkhPgJkK7x
役所広司は本当にこういう役うまいね。六角精児とのやり取りはかなり緊迫感あったな~。
あと橋爪功が普通に出てきてびっくりした。自分が生まれる前から「赤かぶ検事」とかやってたでしょあの人。
以上です。
もちろんここで紹介したものが2月に読んだ・観たもの全てじゃありません(2月は締め切りがヤバくてあんまり娯楽に時間が割けなかったのは事実ですが)。
自分の中である程度の基準を超えた面白さを感じて、かつタイミング的に感想をまとめる気力が湧いてきたものだけ、ここで紹介しています。
面白くてもなんとなーく感想をまとめてないものもあります。これはTwitterで感想を呟く基準(一定の面白さを越えてる以外に明確な基準はない、という基準)と同じです。
それではまた。