ラノベ作家のメモと戯言

ラノベ作家の相崎壁際です。第13回GA文庫大賞で「ガンガンGA特別賞」を受賞。デビュー作『どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる』は2巻まで発売中&コミカライズも連載中です。

第12回GA文庫大賞前期に応募しました

なんか相変わらずギリギリでしたが

締め切り間際はどうも不思議な力が働くらしくなぜか毎回締め切りギリギリになってしまうのですが、今回もなんとか応募できました。

31日の23時30分くらいまでワードとにらめっこしてました、もうちょっと学習しろ……。

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 五月末あたりが諸々ホントに忙しくて連日深夜二時くらいまで書いてたような気がしますが、とにかく書き上げられてホッとしてます。

前回のGAに応募した作品と同様ヒロイン周りに力入れて書いたので、上手いこと可愛さが出てればいいんですが……ちょっと尖り過ぎたかも……?わからん。

 

今回もヒロインがちょっとおかしい学園ラブコメ

最近は読んでるラノベもラブコメ多いからか、書いてる作品もラブコメになりがちです。

ブコメ楽しいよね。

 

結構コメディ寄りの作風に挑戦してみたので、これが上手くいってればいいなあという感じです。

キャラ同士の掛け合いとか書いてるときは楽しいんですけどね、他の人が読んでも楽しめるのかどうか……怖いなあ。

 

ちょっとヒロインに主人公をいじめさせ過ぎたかもしれないと思いつつ、そんくらいが楽しいよなあという感じも。

今ブログ書きながら思い返してみるとなかなかヒロインの性格悪いな。作中でも主人公が何度か言ってたけど。

でもそんくらいの子の方が可愛くないですか、ラノベだと……。

 

GA文庫大賞ツイッターによると今日から応募作の下読みを開始するそうなので、今からドキドキしています。

前回は最終選考落選だったので今回はもちろんその一つ上が目標ですが、こればかりはもう出しちゃいましたしね、祈って次の作品でも書くしかないです。

一次発表は8月か……早く来ないかなあ。

 

それではまた。

 

第9回講談社ラノベ文庫新人賞に応募しました

過去作の改稿です

ちょっと言うのが遅れたんですが、5月10日締め切りの第9回講談社ラノベ文庫新人賞に応募しました。

過去作を評価シートの指摘点をもとに改稿したやつです。

 

新作ではないのでわざわざ書くのもどうなのかなーと思ったのですが、最近ブログも更新してないし書いちゃうことにしました。

あんまり書かないと自分でも存在忘れちゃいそう。

 

本当はGW中にじっくりと改稿しようと思っていたんですが、寝たりご飯食べたり洗濯物干したりして、あとちょっと本読んでるだけでGWが終わってしまったので実質応募締め切りの平日にやっつけた感じ。

ただ生きてるだけで時間が過ぎてしまうのは困りものです。

 

正直自分はあまり応募済みの過去作を改稿しないタイプで、一遍応募するとさっさと次の作品に興味が移っちゃうんですよね。

でも今回の場合は評価シートの指摘も具体的だし、このまま捨てるのは惜しいしで一応再チャレンジしてみることにしました。

 

改稿が上手くいったのかどうかは正直わからん……ひょっとすると悪くなってしまったかもしれないと今更怖くなってきたりしてます。

まだまだ自作を客観的に評価するのは難しいです。

 

次は第12回GA文庫大賞前期です

こっちは新作。

設定もプロットもお気に入りで自分さえ上手く書ければ面白くなりそうなんですが、問題はまだ2万字しか書いてない点でして……。

 

気が付いたらあと三週間も無いんですね、やばば。

平日に最低三千字ほどコンスタントに書きつつ、休日にガーッとたくさん書ければ間に合うはず、間に合えばいいな、間に合わせるぞって感じです。

頑張るぞい。

 

ゲーマーズ!」面白いですよね

そういえば最近「ゲーマーズ!」にハマってて、ちょくちょく別の小説挟みながらもGWから6巻まで読み進めたところです。

葵せきな先生のコメディセンス、本当に凄いなあ……と感心しています。

 

ヒロインで一番好きなのは星ノ守千秋ちゃんです。

髪切ったバージョンも好きだけど、アニメで観たスーパーワカメバーションも凄く好き、可愛い。

次点でコノハちゃんですかね……3巻の「天才が作った燦然と輝く傑作も――」のシーンがあまりにも好きすぎます。

挿絵もあってウルッと来ちゃいました。

ホントお前そういうとこやぞ、あまのっち。

 

第11回GA文庫大賞後期、最終選考落選作の評価シートが届きました

最終選考落選作のやつです

昨日(4月15日)、三次選考と最終選考落選者分の評価シートが配信されました。

落選が発表されてから半月で評価シートが届くの、よくよく考えればかなりスピーディーな感じがしますね。

 ありがたい。

 

どうやら第11回前期から評価シートがサイトのマイページにログインして見る方式になってたらしく、PDFになってる時期(つっても第10回後期までですが)しか知らなかった自分はちょっと驚きました。

念のためオフラインでも保存しときたいなあと思ったので、画面キャプチャとテキスト保存で手元に残してあります。

 

それで肝心の内容ですが、「総合評価(ランク)」と「設定」「キャラクター」「ストーリー」「作品構成力」「文章力・表現力」の5項目、そして総評(最終選考作だからなのか3人分もありました)となっていました。

総合評価はアルファベットでの評価で、それ以外の各項目は数字による評価です。

PDFのときは五角形(確かそうだったような……)で各項目の評価が表されてたと思うんですけど、それはなくなってました。

 

内容についてあまり細かいことを書くとマズそうなのですが、おおむね高評価をいただいたのかな、という感じ。

自分でこんなことを書くと変なのですが、思ったよりもバランスよく評価されていて驚き……書きながらあれこれ修正していったり筆のノリで結構好き勝手書いてたりしたような気がしたので。

作品構成力だけほんの少し他よりも低評価でした。

 

そして総評はなんと3人分もありました。

かなり丁寧に書いてくださっていて恐縮しました……ありがとうございます。

当たり前なんですが「自分の作品をちゃんと読んでくださったんだなあ……」と感慨深くなったりしました。

 

前半に良かった点(自分の作品では「ヒロインとのやり取りよかったよ」「ヒロイン魅力的だったよ」といった感じ)が書かれていて、後半で問題点が指摘されてる感じでしたね。

肝心の指摘なのですが、執筆時に「ここはちょっと強引だな……」とか「このキャラの登場が唐突かな……」とか気になりつつ見て見ぬフリした部分は概ね指摘されてました。

やっぱこういうところはしっかりバレてますね。

 

それと自分の場合は平坦な展開が多いという指摘と、クライマックスの盛り上がりがもうちょい欲しいという指摘がありました。

ダメ出し箇所を読むと「おっしゃる通り……」と納得感しかありませんでした。

 

ちょっとアレですね、卒論発表を思い出しました。

あのときは教授の指摘が的確過ぎてもう……当時は「ハイ、ソッス……ア、ソノトオリデス……スミマセン、シラベテマセン……」しか言った記憶がない(自分はあまりにもショボい卒論を書いてしまったため、未だに大学構内に入り辛いところがあります)。

 

最後ちょっと話が逸れましたが、評価シート読んで改善点が明確になったということと、また執筆意欲が湧いてきたということが言いたかったのです。

5月末締め切りのGAにはまた新作で挑戦しようと思っていて、これは今回最終選考で落ちた作品よりも面白くなる……はず……(予定)。

 今回落選した作品も総評をいただいて改稿ポイントも指摘されたので、せっかくなので改稿してみようかなと思います。

 

それではまた。