腐れワナビの公募メモと戯言

相崎壁際名義で新人賞に投稿しているワナビのブログ。応募するのは基本的にライトノベル系。

最近(4/10の電撃締め切り後)読んだラノベの感想とかなんやかんや②

感想の続き

前回はから。

 

弱キャラ友崎くん LV.8.5」

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おいおい、あの8巻のヒキからの短編集ですか。まあいきなり続きをぶっこまれるのもしんどいから口直しに短編集もいいよねと思いつつ読んだのだが開幕即菊池さんの話(「ファースト・クリスマス」)で轟沈。おい!

 

自分はみみみが好きなのでお気に入りはやっぱりみみみ視点の「好きな人のカノジョ」なわけですが、ジャブ打って相手の反応をうかがうみたいな会話が好きですね。

あと最後らへんでたまちゃんがみみみに向けた言葉、良さに溢れすぎてるでしょ。

日南と友崎(nanashi)のファーストコンタクト(友崎の方は自覚してないだろうが)に当たる「名もなき花」もあって、物語中でだんだん日南のバックボーンに焦点が当たりつつあるのもいい。

 

今回、打ち上げだのカラオケだの的確に過去の忘れたい思い出に触れてくる短編集だったので、読んでてなかなか精神が削れた。

そして最後にまーた菊池さんの話が来たので心が辛い、この後に8巻の続きが来るわけか……人道に対する罪ですよこれは。

 

 

 

「夢見る男子は現実主義者」

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こういうシチュエーションもあるか~って個人的にやられた感が強かったラブコメ。無自覚に種ばら撒いてる主人公の罪深さよ……。

ユーモアな一人称とかひねくれたセリフでバリバリ茶化してくるのが好きなので良かった(「マジかよ俺レベル足りないんだけど」は今作でもかなりツボ)。

主人公とお姉ちゃんの関係性も好き。こういう血縁関係いいよね。

 

全体的にだいぶ砕けた口調な上にモノローグが勝ち気味なので、最初読んだときは結構面食らった記憶。

シーンが変わった後にいきなりモノローグが入って上手いこと状況がつかめない、ってパターンがたびたびあったので……(自分がバカなだけという可能性も高い)。

 

最初はシーンの背景絵やキャラがビジュアルでわかるノベルゲー・美少女ゲーの影響だろうかと思ったんだけど、あとがきを読むにおけまる先生はネット小説文化出身の方らしいのでそちらの影響かも。

連載1話の区切りをコンパクトにまとめる傾向があるネット小説だと、シーンの状況説明とか情景描写があまり重視されないのかも(そんなことよりストーリーをやれって感じか)なーと思った。

 

まあ読んでるうちにそこそこ慣れたので無問題。2巻も出るらしいので楽しみ。

 

 

「きのうの春で、君を待つ」

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ストーリーも当然ながら面白いけどまず文章がすごく上手い。こういう情景描写ができたら文章書くのも楽しいんじゃないだろうか……。

1日進んで2日戻る、という時間的な設定が面白く生かされてて、毎回微妙なシーンから始まっちゃうのには笑った。

時間を遡るにつれて前のシーン(時間的には未来)で見せた登場人物の反応やら行動の意図が判明していくのが面白い。

 

そして前作の「夏へのトンネル、さよならの出口」は最高に刺激的でキュートな転校生で、今回は最高に切ない別れから二年ぶりに再会した幼馴染、八目先生の作品はヒロイン力が強いですね。

ヒロインの保科あかりに関するシーンは書くのが非常にしんどかったらしいけど、読んでるこちらも非常にしんどかったよね……いや、その分だけ好きになるんだけどさ。

このラノベヒロインに幸せになってほしい!2020(宝〇社)」1位が保科あかりです。2位は「サンタクロースを殺した。そして、キスをした。」の少女。この作品も良かったな。

 

 

「中古(?)の水守さんと付き合ってみたら、やけに俺に構ってくる」

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真打ち。もはやこの作品の感想を書きたいがためにここまで書いたと言っても過言ではないかもしれん。いや流石にちょっと過言です前出の作品だってどれも面白いし好きだし人にも読んで欲しい。

でも真打ちとか書いちゃうくらいには、この作品が大好きです。読んだ順が最後なのは偶然。

 

最初はまあ自分もラブコメを書いて新人賞に応募しているわけだし、近ごろ刊行されてるラブコメ作品でも読みましょうかねみたいなノリで読み始めたんですよ。吉田ばな先生のイラストも良いし。

そしたら主人公の卑屈さをユーモアで茶化すような一人称は好みだわ水守さんは可愛いわ主人公もなんやかんやカッコいいわで大当たりでした。

 

二章の空き部室周りの問題を収めるやり方も好きだし、デートシーンも好き(委員長いい人だ……)。観覧車のシーンとか最高じゃん。

里久君が初めて付き合ったのが水守さんでよかったよ……(誰目線の感想?)。

水守さんの悪いうわさが広まり過ぎてるところや学校生活の厳しさはに少し辛い部分があるけど、だからこそ三章の諸々が生きてくるんだよね。

 

三章での涼音の言葉も(182ページ、これは本当に参ったあまりにも良すぎる。自分はつくづくこういうのに弱いなあと思います)水守さんの対応もその後の主人公が取った行動も全部ひっくるめて大好き。

会いたいって感情だけで行動する主人公最高過ぎるでしょ!!

マジで「うおおおおお~~~!!」って叫んだし興奮してベッドの上でゴロゴロ転がりまくった。

やっぱりラブコメの主人公は最後の最後にヒロインのことだけを考えて思わず体が動いちゃって、体面とか場の空気とかそういうもの全部ブッ飛ばしてほしいよ。

 

1巻では水守さん周りで開示されてない情報も多いし最後にちょっとしたヒキを残してるんですが、どうやら2巻も出るらしいので安心してください。

全人類にオススメです。

 

 

ざっとこんな感じでしょうか。もはや長すぎて誰もここまで読んでない気がする。

まあ自己満足だしそれでもいいや。

 

ここで感想を書いた作品はどれも面白いと思ったのでオススメですが、別にここで感想書かなかった作品が面白くなかったというわけではなく、先にも言った通り文章がすんなり出てきたかどうかだけの問題です。

俺ガイルの13巻、14巻とかめちゃくちゃ面白かったので1日ぶっ続けで読んだけど、感想書くの大変なのでここでは書かないし。

そもそも感想書いてみてわかったけど、どうしても読んだ巻以外の話にも言及したくなっちゃって文字数がかさむ。しんどい。

 

次の応募予定は一応9月末のガガガ……と考えているのですが、今のところなーんもアイデアが思い浮かんでないのでわかりません。

まあどうにかなるやろ、なってくださいお願いします。

 

それではまた。