今回は『どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる(ぼちかの)』3巻のあとがきに書ききれなかったあれこれを書いていきます。
何せ今回のあとがきは文庫換算2P、行数にして30行ほどしかなかったため、言いたいことをものすごく圧縮して書かざるを得なかったんですよね……もっとたくさん書きたかったよ……。
というわけでGO。ブログがあるとこういうのが雑にできていいね。
あとがき(+α)
改めまして皆さん、この度は『どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる(ぼちかの)』3巻を手に取ってくれてありがとうございます!
今巻は夏休みに文化祭とイベント盛りだくさんの巻となっています。なんて学園ラブコメっぽいんだ……と感動しています。
とはいえ七村は相変わらずぼっち気質ですので、海に行かない言い訳をしまくったり、文化祭準備をサボって校内を徘徊したりするわけですが。
マジで枕草子とナイトプールのくだりとかなんだったんだ。花見辻さんの「七村くんはなにを言ってるの?」というツッコミと作者の気持ちが完全にシンクロしてました。いや、書いてるのは自分なんですけど……!
そして今巻は白峰さん回でもあります。1巻の頃から白峰さんファンの方は多かったので、皆さんに白峰さんの話をお届けできたのも嬉しい! 待っててくれて本当にありがとうございました。
これまでも言動の端々にパーソナリティをほのめかしてはいたのですが、今回白峰さんが抱えているものや内面についてしっかり書けて、作者も満足しております。
3巻の内容を踏まえて過去の巻を読み返してみると、「これってそういう考えに基づいた発言だったんだな」など気付く場所があるかもしれません。3巻を読んだ人なら、遠足のあのセリフでもニヤリとできるかもね……!
皆さんが白峰さんに共感できたかどうかはともかく、これを読んでくれたことで白峰さんという人間の像が、少しはっきりしてきたのではないかな~と思います。もちろん、人間について完全に理解するなんてことは不可能なので、まだまだわからないことだらけですけど。(他のヒロインだけじゃなく、視点人物の七村についても同様に)
それでは3巻の刊行経緯について、ちょっと説明させてください。
本作の元となった原稿は2021年4月、第13回GA文庫大賞にて「ガンガンGA特別賞」を受賞しました。
応募原稿を改稿して2021年7月には『どうか俺を放っておいてくれ』として刊行され、11月には2巻も刊行されました。しかし、商業的な事情(というかぶっちゃけ売れ行きの問題)によって3巻は刊行されず、いったんは打ち切り状態となっていました。
しかし「ガンガンGA特別賞」がたまたまコミカライズ確約の賞だったため、2022年6月にマンガUP!さんにて、四季ムツコ先生によるコミカライズがスタート。これが本当に素晴らしいコミカライズでして、原作知名度のなさにも関わらず、おかげさまで大勢の読者さんに応援してもらえるシリーズとなりました。
どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる(相崎壁際(GA文庫/SBクリエイティブ刊))を無料で読むならマンガUP! SQUARE ENIX
いや、本当にすごいんですよ……! 作者も一足先にネームとか原稿とか拝読するのですが、モノローグが多い原作にも関わらず漫画として面白くなっていますし、ヒロインも本当に可愛いし、「この漫画おもしれ~~! 続きどうなるの!?」って思うし。ストーリーは自分で書いたはずなんですけど……不思議。
応援のおかげで原作2巻の範囲もコミカライズされることとなり、作者も「四季先生に描いていただけて本当に良かったな~」とのんきにホクホクしていました。
ところが、コミカライズ効果のおかげで原作まで読んでくださる方が増え、じわじわと原作の電子版が売れ続けまして。(電子版の売れ行きが良かったのは、そもそも紙版があまり売ってない……というか2巻はたぶん新品が市場にない状態だったのが大きいと思われる)
その結果、GA文庫さんの方で「これ電子なら3巻出せるんじゃない?」となり、2024年10月に3巻制作が決定。作者も本当に寝耳に水でした。
その後、作者が原稿に苦戦したりその最中にハワイ旅行に行ったり(?)紆余曲折ありましたが、2025年9月、めでたく3巻が刊行されました。
要するに3巻が出せたのは、四季先生の素晴らしいコミカライズの力による部分が大きいというわけですね! 四季先生、本当にありがとうございます! 頭が上がりません!
また、実は3巻で七村たちが海に行く話を書いたのも、四季先生がコミカライズ4巻の特典にヒロインたちの水着イラストを描いてくれたからというのが大きいです。あれを見て作者も海回が書きたくなったので……。
というわけで、ヒロインの水着姿を拝むことができた読者の皆さんも、四季先生に感謝してください! そしてコミカライズを買いなさい。(アプリで最新話を読むといいことがありますよ)
ちなみに、3巻発売前の時点で原作2巻+コミカライズ5巻のシリーズ累計部数が15万部を越えていますが、これもコミカライズのおかげです。「累計15万部」って響き、ちょっと売れっ子みたいですごいな……!
そして3巻ではこれまでに引き続き、間明田先生にイラストを担当していただきました! 久しぶりに描いてくださったヒロインたちが本当にかわいくて、もうそれだけで原稿を書いた甲斐がありました! 本当にありがとうございます~~!!
皆さん見てくださいこのイラストを! 可愛さが限界突破していますよ!(メイド服花見辻さんがあまりにも可愛すぎたため、モノクロイラストでも描いてもらっちゃいました)

3巻を読んでくれた皆さんならおわかりかと思いますが、キャラクターの背景を含めたイラスト全体の雰囲気作りも素晴らしいんですよ……! お祭りのイラストとかキャンプファイヤーのイラストとか、見ると思わず息をのんでしまいます。
刊行作業の終盤にこんなハイクオリティなイラストが届くわけですから、もう作者のテンションは爆上がりでした。電子専売だから売れなきゃ作者の印税はゼロなんですが、イラストをいただけただけで十分に元が取れちゃいましたね。刊行後のあれこれは、もはやウイニングランと言っても過言ではありません。
好きなようにラノベを書くだけで最高のイラストが届くラノベ作家とかいう職業、あまりにも役得すぎる……!
読者の皆さんにも是非、何度もイラストを見返して楽しんでほしいですね! もはや文章は省いてイラストだけでもいいから紙で出してほしいレベル。
いや本当に、イラスト系同人誌みたいな感じで紙の小冊子にならないかな……(GA文庫さん、どうですか?)
また、モノクロイラストでは処理の仕方も2巻までと異なっているので、そこにも注目してもらえるとさらに楽しめるかもです。
ここまで長々と書いてきましたが、後は紙書籍と同じような謝辞を。
担当編集のジョー様。最初に「もしかしたら三巻出せるかも」とお声がけいただいた時、夢でも見ているのかと思いました。実際に3巻の制作発表がされるまで半信半疑でしたが、公式の告知が出て初めて「あ、マジなんだ!」と実感できた気がします。
今巻も遅々として原稿を上げないダメ作者に根気強く付き合っていただき、本当にありがとうございました! 今後もよろしくできたらうれしいです!
また、デザイナー様や校閲様、営業様など、制作や販売に携わってくれたすべての方々にも感謝申し上げます。初代担当のF様も、お祝いメッセージありがとうございました。また東京に出る機会があったらお声がけするので、ご飯とか行きましょう!
そして何より、読者の皆様にお礼申し上げます。皆様の温かく根気強い応援のおかげで、こうして3巻を出すことができました!
実はマシュマロとかで「3巻待ってます!」というメッセージを受け取るたび、本当に嬉しいと思う反面、内心で「続きが出せなくて申し訳ないな……」と引け目を感じていました。ところが、作者も思いもよらぬことに3巻を出せることとなり、あのモヤモヤもすべて昇華できた気がします。
作者よりも3巻制作を信じてくれていた皆さんに、心より感謝を!
こうなったら4巻やそれ以降も出したいですね! まだまだ七村たちについて書きたいことがたくさんありますし。後輩ヒロインとかも書いてみたいし……。
というわけで、面白かったら感想や口コミなど、是非よろしくお願いします!
それではまた、どこかでお会いできる日を信じて。
感想とか色々ありがとう
すでに発売から2週間ほどが経ち、想像していた以上の方々から感想やメッセージをいただいております。
そういうのを見ると、本当に書いてよかったな~という気分になるので、今後もマシュマロやリプなどでじゃんじゃん送ってもらえると嬉しいです!(作者の自己肯定感が爆上がりする)
それではまた。