ラノベ作家のメモと戯言

ラノベ作家の相崎壁際です。第13回GA文庫大賞で「ガンガンGA特別賞」を受賞。デビュー作『どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる』は2巻まで発売中&コミカライズも連載中です。

ライトノベル勉強会(関西)に行ってきた②

 

俺のプロットも読まれた。そもそも作品だって新人賞の下読みさん編集さん以外に読まれたことないので、めっちゃ恥ずかしかった。

なぜか戦争モノ被り気味なプロットあったしなー。みんな好きなんっすねえ戦争。

いろいろとツッコまれもして、そのたびにしどろもどろになってよくわからん弁明をしたんだけど、皆さん要領を得ない俺の言葉をちゃんと聞いてくれて嬉しかった。

途中から参加されたアニメ監督の芦名みのるさんも読んでくださって、「このプロットなら人間賛歌になると思うけど色々先行あって茨の道だよね」的なノリで色々案を出してくださって、とても参考になりました。ありがとうございます。やっぱそこから逃げるとキツイですよねえ……ってことで目指せジェノサイダー。待ってろジョン・ポール。

貰った意見を参考にして、とりあえず書き上げたいと思います。だいぶラノベ文芸寄りだという意見も多かったので、応募する先はまた再検討するかな……でもまあGA後期に出して落選してからでも、メディアワークス狙いで電撃大賞に出したり富士見ノベル大賞に使いまわせるのでとりあえず出そうかな。

ノベルゼロという意見もあったので、そっち方面も見つつ。

 

一通り終わって記念写真を撮って、参加希望者のみ二次会へ。結構参加率高かった。

これまでの人生でもかなり上位の雰囲気を持つお店で楽しく飲みました。京都の店って全部あんな雰囲気良いの?

二次会でも業界トーク(出版アニメ獣医(?)などなど)色々なお話が聴けて最高でした。皆さん話がめっちゃ面白い。

小説の話になると皆さん真剣で、しっかり意見を持っている姿がとても印象的だった。すげーなあ。

三次会でもプロットの作り方についてお話が聴けたりしたんだけど、残念ながら俺が調子乗って飲み過ぎて後半死んでたのが無念。何やってんだ俺。

おまけに終電逃して草薙先生おすすめのバーに連れて行ってもらったもののソファでぶっ倒れてるという……本当に申し訳ありませんでした。朝までトイレと地上とソファの三か所をグルグル回る不審者となり果てていた。アホか。

 ホント申し訳なかったなと思うけど、1日経ったら平気な顔でアニメ観られるあたり結構図太いのかもしれない。「キノの旅」も「Just Because!」も良い。

 

昨日(から今朝にかけて)は本当に楽しかったなー! 皆さんありがとうございました。

ただ人としゃべりすぎて疲れたのでしばらくは人と話さなくていいな……3日くらいは唖になりたい。

 

書籍化もされるような作家さんを見ていて思ったのが、「創作する上でぶち当たる課題に対して自分なりの答えを持ってる」っていうこと。

そういう人って何も考えずにここまで来たんじゃなくて、いろいろと悩んで考えてここまで来たんだよなーと。

俺もなんとなくで対処してくんじゃなくて、その都度もっと深く考えるべきなんだろうな。難しいけど。

 

とりあえず頑張ってみよう。あと酒はのみすぎないようにしよう、マジで。