ラノベ作家のメモと戯言

ラノベ作家の相崎壁際です。第13回GA文庫大賞で「ガンガンGA特別賞」を受賞。デビュー作『どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる』は2巻まで発売中&コミカライズも連載中です。

『どうか俺を放っておいてくれ』のコミカライズが6月27日から始まるよ~

コミカライズが始まります!

どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる(ぼちかの)』のコミカライズが、6月27日0時から始まります!いぇい。

コミカライズを担当してくださるのは四季ムツコ(@otsumu0先生です!

 

上のツイートに添えられたイラストの通り、間明田先生の原作イラストのテイストや可愛らしさを活かして漫画にしてくださっております!感謝……!!!

すでに原作者特権でしばらく先のネームや原稿も拝読しており、「いいコミカライズになって幸せだな~」とここ数か月ほど歌い踊っています。幸せ者だぜ。

 

担当編集さんが告知用画像を作ってくれました!見てね。

 

ちなみに今回のコミカライズは、『ぼちかの』が第13回GA文庫大賞で「ガンガンGA特別賞」というコミカライズ確約の賞をいただいたことによるものです。

デビュー前は「問題は本を出した後なのであって、受賞した時にどんな賞だったかは関係ないぜ……」なんてクールぶっていましたが、やっぱり良い感じの賞をもらえるに越したことはないらしい。自分、掌を返させていただきます……。

 

以下ちょっとコミカライズに関する雑談

原作読んだ人はわかると思うんですが、『ぼちかの』はモノローグや動きのない会話パートが多い作品です。

特に1巻の序盤なんか最近のラブコメラノベにしては長すぎるくらい主人公のモノローグが続いて、メインヒロインの花見辻さんと初めてまともに会話するシーンまで20ページ以上も使ってます。妹の皐月との会話でさえ開始から10ページ以上後ですね。

 

そんなわけで、作者的にはあんまり漫画向けじゃない作品かもな~と思っていました。

当時の担当編集さんから「ガンガンGA特別賞に決まりました!」と伝えられた時も、「これ漫画にするの大変じゃないかな……」と不安な気持ちがあったのです。

まあ、だからといって内容を変える気はさらさらありませんでしたが……。(編集さんからも漫画のこと見据えて流れを変えよう的なことは言われなかったので助かりました)

 

ところが、四季先生から上がってきた第1話のネームを見てびっくり。原作にある七村のモノローグなどを上手く漫画の表現形式に落とし込んで、ちゃんと漫画作品としてクオリティの高いものになっていたのですね。

「漫画家さんというか四季先生すごいな~~!!」と素直に脱帽しました。自分の心配なんかまったくの杞憂というやつでした。

 

というわけで、『ぼちかの』のコミカライズは非常に出来のいいものに仕上がっています!ってことが言いたかった。

本当に、原作者冥利に尽きます……!

 

『どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる』のコミカライズは6月27日0時~、マンガUP!さんで配信開始です。

原作ファンの皆さんもそうでない方も楽しめる漫画になっていますので、この機会に是非どうぞ!!

magazine.jp.square-enix.com

 

ちなみに、コミカライズ開始に合わせたわけじゃないと思いますが、1巻が各電子書籍サービスで半額となっています。こちらもよろしくお願いします~。(7月7日まで)

Kindle(1巻)

どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる (GA文庫) Kindle版

https://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B096JQZMLZ/

 

▼Bookwalker(1巻)

bookwalker.jp

 

好きなボカロ曲をオススメするやつ(ニコニコで100万再生~)

無性にやりたくなったのでやります

ボカロ好きなんですよね。最近はあまり追えてないんですけど、学生時代は「PCとゲームは合計1日1時間まで」という制約がある中、VOCALOIDタグのデイリーランキングを巡回して聴いてました。

当時はボカロPと三次元の音楽活動にはかなり隔たりがあった気もしますが、今じゃ元ボカロPのアーティストなんて珍しくもないですし、そうでなくともボカロ界隈の影響を全く受けていない若手アーティストはもはや少数派でしょう。隔世の感がありますね。(今、完全にインターネット老人の顔つきになっています)

 

……そんな感じのことをTwitterでウダウダ言ってたら無性にボカロ曲をオススメしたくなってきたので、ブログで紹介することにしました。流石にTLを埋めるのは忍びないためこっちでやります。

チョイスに悩みすぎるのもアレなんで、割と適当に10曲くらい。「当時の好き」度を重視しようかなと思うので、テンポの速い曲が多くなるかもしれません。

 

※今回はニコニコで100万再生~の楽曲限定です。

※自分がしっかりボカロを聴いていたのは2009年~2013年くらいなので、完全に懐古厨のラインナップになると思います。

 

 

・タイガーランペイジ(鏡音リン/sasakure.UK)

www.nicovideo.jp

次世代未聞の相対性ランペイジ
正解なき正解すべて呑み込んで
存在自体否定さえ超重力肯定
理性は抗咆哮に消ゆ 

 

sasakure.UKさんの名曲。2010年当時のボカロ聴いてる中高生なんて全員『山月記』大好き人間に決まってんだから(偏見です)、こんな曲出されたら好きになるに決まってますよ。歌詞にも難しい漢字が多くて中二心を刺激しまくってくるし……。

自分も、大人になった今でもちょいちょい聴いてるくらい好きです。ピコピコ鳴ってて楽しい。

それにしても自我肥大しまくって謎の万能感を持ちがちな高校生向けの国語教科書に『山月記』を選んだ人、めちゃくちゃセンス良いですよね。惚れ惚れします。

 

 

・結ンデ開イテ羅刹ト骸(初音ミク/ハチ)

www.nicovideo.jp

やいやい 悪戯しようか
やいやい 踊れや踊れ
らいらい 結んで開いて
らいらい 羅刹と骸 

 

恋人のランジェ』『WORLD'S END UMBRELLA』『リンネ』『砂の惑星』……というかハチ楽曲は大抵好きですが、最初に聴いたのがこれだったという点も勘案してこれをチョイス。

この曲は自分がボカロを聴き始めた頃、マジでずーーーーーっとランキング上位にいた記憶があります。いつまでいるんだ……と思ってたけど自分もヘビロテしてたのでちゃっかりランキング上げに貢献していました。

今や日本の音楽シーンを牽引する存在となった米津玄師ですが、自分が中高生の頃はハチ名義でボカロ曲を投稿していました。米津玄師名義で『ゴーゴー幽霊船』を投稿した時、マジでびっくりしたな~~。

……なんて古参面しようにも当時からのファンなんて10万人以上いるでしょうし今更ドヤれないですね。『花束と水葬』がサブスクに入ってるのすごいわ。

 

 

・1925(初音ミク/冨田悠斗)

www.nicovideo.jp

「アイ」とはなんぞと問われれば
それは「ワタシ」と答えようぞ
ひび割れしにくいだけなので、
ダイヤなどいらないのです 

 

言葉遊びの利いた歌詞と耳に残る曲調で好きな人も多いんじゃないでしょうか。

当時はひねくれたクソガキ全盛期だった自分も、流れてくるコメントやら検索で見つけた考察やらを眺め、「この歌詞……深いぜ……」などと腕組みしていた記憶があります。なんなら大人になった今でもしています。たとえ何歳になっても、ボカロ曲で腕組みする日があっていい……。

そういえば主コメ芸って最近もあるんですかね。

 

 

・影踏みエトランゼ(初音ミク/Substreet)

www.nicovideo.jp

声を嗄らして 暗闇手探り無我夢中
息が詰まるわ 灰色の世界(げんじつ)に
もしもあたしが 自由に泳げる魚なら
海の底から 冷たい地面をあざ笑う!

 

ギターロックに内省的ながらもどこか解放感のある歌詞、そこに可愛らしいミクの声がハマるという、「これぞボカロ曲」って感じで好きな曲です。

初投稿のボカロPがいきなりすげ~いい感じの曲を投稿したため、当時のリスナーは「マジで初投稿?」って感じで結構ザワついてた記憶があります。

 

 

・Just Be Friends(巡音ルカ/Dixie Flatline)

www.nicovideo.jp

声を枯らして叫んだ 反響 残響 空しく響く
外された鎖の その先は なにひとつ残ってやしないけど
ふたりを繋いでた絆 綻び 解け 日常に消えてく
さよなら愛した人 ここまでだ もう振り向かないで歩き出すんだ 

 

ぶっちゃけガゼルの歌ってみたの方が聴いた回数多いかもしれないという点はさておき、ルカさんの声も綺麗でいいですよね。あまり人間っぽすぎない調声のボカロも好きです。

人間・ボカロ問わず失恋ソングの中では一番かもしれない。なんだかんだ学生時代にヘビロテした曲は大人になっても好きなままですね。

 

 

・夜明けと蛍(初音ミク/n-buna)

www.nicovideo.jp

自分がただの染みに見えるほど
嫌いなものが増えたので

地球の裏側へ飛びたいのだ
無人の駅に届くまで

昨日の僕に出会うまで 

 

今はヨルシカでの活躍が目立つn-buna(ナブナ)さんですが、自分が最初に聴いたのはボカロ曲の方でした。最初に聴いたのは『始発とカフカ』だったかな。『透明エレジー』や『メリュー』なんかも好きです。

そして今回チョイスした『夜明けと蛍』なんですが、あまりにも歌詞が良すぎなんですよね……現実も虚構もスケールも自在。上に引用した歌詞とかマジでどうやったら出てくるんだ……?情景や空想に感情をのせる言葉遣いが本当に好きなので、本当なら全部引用したかったくらいです。こんだけ歌詞が良いと夏の夜とか本当に8時間耐久できちゃうだろ。

ボカロ曲にしてはゆっくりした曲調(ギターは割と激しいですが)でしっかり歌詞を聴かせてくるのも素晴らしいね。

 

 

・君の神様になりたい。(初音ミク/カンザキイオリ)

www.nicovideo.jp

君の痛みを、君の辛さを、君の弱さを、君の心を、
僕の無力で、非力な歌で、汚れた歌で歌わしてくれよ。
僕は無力だ。僕は無力だ。僕は神様にはなれなかった。
僕は無力だ。僕は無力だ。無力な歌で、君を救いたいけど、救いたいけど。 

 

カンザキイオリさんは現在ソロ活動のほか、バーチャルシンガーの花譜に楽曲提供するなど多方面で活躍中ですね。やっぱミリオン行くようなボカロPは割と今でもやってんなあ……。

もちろん『命に嫌われている。』も好きなんですが、当時は『命に嫌われている。』がスマッシュヒットした割とすぐ後に「僕は無力だ」「僕は神様にはなれなかった」「君を救いたいけど」と歌った『君の神様になりたい。』を投稿したことに衝撃を受けたのもあり、こちらをチョイスしました。

 

 

・ゆるふわ樹海ガール(初音ミク/石風呂)

www.nicovideo.jp

ずっと嫌いだった 中学時代の級友と
すれ違いそうだ ふと視線を下げてしまった
向こうはこちらなど 気にしていない模様
情けなくなってきた 酷い気分だなぁ 

 

石風呂さんはネクライトーキーのギターとしてブイブイ言わせてる朝日廉さんと同一人物でございます。ケッ、いつの間にか髭なんか生やしてカッコよくなっちまいやがってよお……これからも頑張ってください。

 本当は『少年は教室がきらいだったのだ』を入れたかったんですが、再生回数が足りなかったもんで今回はこちらを。もちろん『ゆるふわ樹海ガール』も好きです。ネクライトーキーのカバー、良かったですね。

石風呂さんのボカロ曲は、学校空間へのままならぬ気持ちを歌ってくれるところがまさに暗い学生時代を過ごしていた自分にドンピシャ。(そういえばこの歌詞とかほんのりハヌマーンの『ハイカラさんが通る』を彷彿としません?)

 

 

・命ばっかり(Flower・結月ゆかり/ぬゆり)

www.nicovideo.jp

好きになりたかったんだ
好きになれなかったんだ 
「正しい」を理想としていたら
置いて行かれた
追いつけなくなったんだ 

 

ぬゆりさんの楽曲はボカロの中でも特にお洒落で良いですね。内省的で鬱っぽい歌詞にアボガド6さんのMVもすげ~合ってる。

なんとなくぬゆりさんが『フラジール』を投稿した頃からお洒落な感じのボカロ曲が増えてきたようなイメージがありますが、ずっと追ってたわけじゃないので中に居た人からすると違う感触かもしれない。

 

 

・シャルル(バルーン/flower)

www.nicovideo.jp

さよならはあなたから言った
それなのに頬を濡らしてしまうの
そうやって昨日の事も消してしまうなら
もういいよ 笑って

 

須田景凪としてもご活躍中のバルーンさん初のミリオン達成曲。自分もかなり気に入ってヘビロテしてた記憶があります。こういうお洒落な曲って、中高生の頃にボカロを聴いてたけど大学~社会人になってあまり聴かなくなった層が久々に聴くと気に入る率高そうですね。

MVにキャラクターの顔がほとんど出てこないのも割と新鮮だったような記憶。自分があんま見てないだけかもしれませんが……。

 

 

・ワールズエンド・ダンスホール(初音ミク・巡音ルカ/wowaka)

www.nicovideo.jp

パッとフラッと消えちゃいそな
次の瞬間を残そうか
さよなら、お元気で。
終わる世界に言う―――

 

ヒトリエのギターボーカルとしても活動されていたwowakaさんの楽曲。当時のニコニコだと再生数で並び立つボカロPは何人かいたけど、他のボカロPに及ぼした影響力という点ではハチとwowakaさんが抜けてるかもわからん。

自分は当時のボカロキッズの中だとwowakaさんの楽曲を聴かなかった方かもしれませんが、それでも好きな曲は多いです。

この曲は恥Pが作ったPVが当時の自分にストライクで、そちらも繰り返し見ていました。

 

 

・阿吽のビーツ(flower/羽生まゐご)

www.nicovideo.jp

僕ら
ずっとこれからだったのに
ずっとこれからだったのに
どんまいどんまい
二人には素晴らしい結末さ

 

羽生まゐごさんはボカロPの中で1、2を争うくらい好きです。CD買っちゃうくらいには。サブスク入ってる人は『浮世巡り』に収録されている『冥々』を聴いてほしい、曲調がどストライクなので……。ボカロってこういう和ロック的なのとも相性いいですよね。

最近は羽生まゐごさんと花譜ちゃんがコラボした楽曲がたまに出てるのがマジで嬉しいですね。『抜刀』とかすげ~~最高です。

 

 

・lili.(flower/有機酸)

www.nicovideo.jp

嗚呼、今夜君の手で
モーション切ってなぞる
「あたし生きていいの?」
不揃いなグラス
ドライフラワーの香を詰めた
このまま君になれたらいいのにな 

 

現在は神山羊としても活動されている有機酸さんのボカロ曲。独特の言語センスと曲調、PVとの親和性が素晴らしい。最初聴いた時の衝撃は相当大きかった。

有機酸さんの作風は結構尖ってると思うのにどの曲も伸びてるのはすごいな~~つって投稿動画を見てたんですが『退紅トレイン』もこの人だったんですね。昔聴いてた記憶あるな……。

 

 

・DAYBREAK FRONTLINE(feat.IA/Orangestar)

www.nicovideo.jp

最前線飛ばせ僕たちは
星もない夜
ただ東を目指して行く
13秒先もわかんなくたって
精一杯僕を生きていく
何も後悔なんてないさ
前を向け
止まらないさ
きっと光の待つ方へ

 

実は初期のOrangestarさんはそんなにハマらなかったんですが、途中から『Alice in 冷凍庫』『DAYBREAK FRONTLINE』『快晴』とバンバン好きな楽曲を出してきて一気にファンに。数年の活動休止後に『Henceforth』が出た時はマジで嬉しかったですね。

今の自分は若さ溢れる学生でもなんでもないけど、Orangestarさんの楽曲を聴いてると「うおお~~~!!」と無性にテンション上がってきます。一生こういう青春っぽい曲を作ってくれ!!!

最近夏背さんのボーカルで出したミニアルバム(?)の『Light in the Distance』もかなり好みで良きでした。

 

 

なんとなく超メジャーな曲(モザイクロールとか天ノ弱とか)を外すチョイスにしてみたつもりですが、振り返ると普通にメジャーかもしれん。まあニコニコでミリオン縛りだからな。

書き終えてから「うわアレもあるわ……これも……」ってなってるけど、たくさん紹介しすぎてもアレなんでこれくらいにしときます。

楽しかったからまたやりたいですね、好きな曲はまだいくらでもあるし。次はもっと再生回数が少ない楽曲縛りでやろっかな。「なんでコレが埋もれてんだよ!」って文句言いたい曲がたくさんあるので……。

 

 

それではまた。

 

第14回GA文庫大賞のリモート授賞式に参加しました

受賞者の皆さんおめでとうございます

2022年5月14日(土)、第14回GA文庫大賞の授賞式がリモートで行われました。コロナ禍ということもあり、3年連続のリモート開催です。

自分は第13回の受賞者(ガンガンGA特別賞受賞)として、1つ下の受賞者に先輩風を吹かせに顔を出してきました。まるで部活のウザいOBになったような気分ですね。1年早く受賞しただけで""目上""になってデカい顔できるの最高~~!!(カスの体育会系)

 

前回参加した時のブログがこれ。

aizakikabegiwa.hatenablog.com

 

今回の受賞者は伊尾微先生、持崎湯葉先生、ジャジャ丸先生、あずみ朔也先生、倉田和算先生の5名。あずみ先生のみTwitterアカウントがないので、リンクは失礼させていただきました。

そしてゲストはルーン帝国中興記』『転生魔王の大誤算などをご刊行中のあわむら赤光先生と、『処刑少女の生きる道』がアニメ放送中の佐藤真登先生のお二人。

佐藤先生は前回もご参加くださりましたが、あわむら先生は今回が初のリモート授賞式とのことです。

 

っていうか今回の受賞者、持崎先生とジャジャ丸先生はずっと前からデビューされてる方なので、普通に自分の方が業界的に後輩じゃない?いや授賞式の前から知ってたけど……。

というわけで先輩風を吹かせるのは早々に断念し、先輩の靴を舐めさせていただく方向でフレッシュな気分で参加させていただきました。まだまだ新人ってことで色々と大目に見られたいお年頃だし逆に良いでしょう。

 

画面の向こうの編集部は、こんな感じで飾り付けなどされておりました。さすがに3回目ともなると手慣れてる感が出てきてます。

 

自己紹介の時にテンパった自分が「あ……えっ、と……最近良かった漫画は、『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』です」となぜか激重酔拳百合漫画をオススメしてしまう、佐藤先生が乾杯の音頭を取って缶を持ち上げた瞬間に佐藤先生だけ画面が止まってしまう(しかも復旧して再度音頭を取った時も画面停止する)などのハプニングがありつつも一通りの式辞が進行。

 

その後、受賞者さんのみ参加のビンゴゲームが始まったんですが……なんか今年の景品、去年より豪華じゃない?自分が去年もらったの、うまい棒だったんですけど?今年は最下位でもスタバカードって、お洒落さの落差がすごくない……?参加者が去年より1人少ない5人だから予算的なアレですか?もしや昨年の授賞式を取り仕切ってたっぽい元担当わらふじ氏(現DREノベルス・コミックス編集部)のセンスの問題?

※当方にうまい棒ディスる意図はございません。

 

穴が開いた人はお題に回答する(暇そうにしてる先輩陣もその場のノリで回答させられる)ビンゴゲームも終わると、後は歓談タイムに突入。自分以外の先輩陣がスムーズに場を回してくださったおかげで、歓談は和やかに(割と突っ込んだ話題もありつつ?)進行しました。

自分は他の方がいいこと言うと「それな~」って顔してうなずいたり、なんか変なこと言って場の空気を微妙な感じにしたりしてました。何なんだよこいつ。

 

歓談タイムの延長戦(?)も設けていただき、そこでも先輩作家さんから大変貴重なお話を聞かせていただきました。先輩作家さんのここでは詳細に書いちゃダメな感じのお話、めちゃくちゃ笑いました。色々と為になったし面白かったです。

これまで他の作家さんと話す機会が少なかったというのもあり、受賞者でもないのに思いっきり楽しんじゃいましたね。ありがとうございます……!

 

自分は大したこと話せなかったんですが、「やっぱりイラスト付くとテンション上がるよ!あとデビュー作の刊行ってお祭りみたいなもんだし、わくわくしながら発売日を待って楽しんだ方がいいっすよ~」みたいなこと言った気がする。

それと、改稿とか大変でしょうけど、そこはもう根性でやるしかないっすね(アホほど役に立たんアドバイス)。

個人的には、自分が書いた小説が本になると感動するし読者さんから感想をもらうとすげえ嬉しいので、結構苦しい思いをしても割と報われるんじゃないかな~という感じがしています。頑張ってくださいな。

 

ってなわけで、今年の授賞式も無事に執り行われました。

参加された皆さん、セッティングしてくださったGA文庫編集部さん、本当にありがとうございました!

 

リモートでも十分楽しかったのですが、やはり面と向かってお話したらもっと楽しいだろうな~という気持ちは否めません。いつかリアルの授賞式にも出席してみたいものです。ワシは他人のお金で美味いもんが喰いたいよ。

そのためにはラノベを書き続けねば……頑張るぞい。

 

第15回GA文庫大賞は絶賛応募受付中(5月30日締め切り)らしいので、いっちょラノベでも書いて授賞式ってやつに参加してみるか……という剛の者は是非応募してみてください。

まあ、第15回の授賞式もリモートだったら自分はたぶん呼ばれないんですけどね……。

 

また、今回の受賞者さんおよび受賞作品は以下の結果発表ページで確認できます。どれも面白そうですよ。

ga.sbcr.jp

今回受賞された皆さんにおかれましては、本当におめでとうございます。

自分も一人のラノベ読者として、作品の刊行を楽しみにしております。