ラノベ作家のメモと戯言

ラノベ作家の相崎壁際です。第13回GA文庫大賞で「ガンガンGA特別賞」を受賞。デビュー作『どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる』は2巻まで発売中&コミカライズも連載中です。

第13回GA文庫大賞前期で入賞しました

ありがとうございます

ちょっとご報告が遅くなったんですが、めでたく第13回GA文庫大賞前期で入賞しました!

本当にラノベ書いてきてよかった~!

 

/twitter.com/aizakikabegiwa/status/1311240347377303552?s=20

ブログやらTwitterやらで反応くださった方々、コメントくださった方々、応援してくださった方々(実はちらほら居たらしい!)、本当にありがとうございます。

ネット経由で繋がった知人・友人もありがとう~。

 

作品をネットに投稿もせずに(ラノベっぽくない短編は数本カクヨムに上げてましたが)ネットの片隅でうだうだ言ってるだけの自分なんて本当にラノベ書いてるのか疑わしい奴だったと思うんですが、それでもTwitterでいいねくれたりコメントくれたり、その一つ一つがマジで嬉しかったです。

 

考えてみれば最初に小説を書いたのが2016年11月、その月末の第9回GA文庫大賞に応募したのが始まりでした。

そっから4年弱でようやくここまで来れました。GAで受賞できたのも何かの縁かもしれませんね……まあ、自分がGAに応募しまくってたのもデカいんですけど(計7回応募した)。

ワナビは最初に一次選考を通過した新人賞を親と思う習性がある(鳥類の刷り込み?)。

 

この4年弱を思い返してみて、まーもちろん楽しいことばかりじゃなかったですし「小説なんもわからん!」状態に突入したのは一度や二度じゃなかったですし(今もよくわからん)、新作がことごとく一次で撃沈して過去作の使い回しが一次通過するのを見て自尊心保ってたマジで終わってる時期もあったわけですけど。

4年弱のすべてに意味があったとかとても言えないし結果オーライとか全肯定じみたことも言いたくないんですけど、それでもまあ、ひとまず勘弁してやるかーくらいの気分ではいます。

 

……なんか今日、すごい良いこと言ってるっぽい雰囲気じゃん。最終回?サブタイトルが「腐れワナビの公募メモと戯言」になってるやつ?

 

どうせだし担当編集さんから受賞連絡の電話があったときの話とかした方がいいのかな……とはいえ特筆するようなことってないんですよね。

受賞おめでとうございますって言われて、今後の流れとか作品の感想とか教えてもらって、あと電話を切った後に「上手く話せんかった……」って凹んだことくらい?仕事の電話と同じ感想じゃん。

 

あ、これは小説家志望の方に耳寄りな情報ですが、電話の中で「受賞したとはいえ今のお仕事は止めない方がいいかもですね……」的なネットでよく見ること言われて、「これ進〇ゼミでやったやつだ!」状態になりました。ちょっとテンション上がる。

 

冷静に考えてGA前期で受賞した場合、通期の結果発表が翌年の春で受賞作の出版もその数か月後なんで、勢いで仕事辞めたらどんどん貯金も目減りして普通に干上がりますしね。

お金ないと俺ガイル3期とかBURN THE WITCHのBDとか買いづらくなるし、定期的な収入大事。(このブログを書く十数時間前にBURN THE WITCHを観た、最高。のえるちゃんの声、トーン、表情、総じてダウナーな雰囲気めっちゃ好き~)

 

何はともあれ自称腐れワナビも受賞することができ、これにてめでたく大団円。

皆さん、さようなら――。   ~fin~

 

 

とはなりません。

今後も人生は続いていきます、っていうか受賞した小説を世に出さないと何のために受賞したんだよって話だし。

ブログのタイトルも変えないとなーと思うんですが、如何せんめんどくさい。そのうち変えます、たぶん……。

 

よく考えるとこれから先の「締め切り」はこれまでの締め切りとはちょっとどころでなく意味合いが違うんですよね。守らなきゃヤバい。

公募みたいに「どれくらい締め切り直前まで放置できるかなチキチキレース」をやるわけにもいかないし。(公募だったらやっていいみたいな書き方をするな。やっちゃダメです)

締め切り前にブチ込める有給もそろそろ心もとないし、これからは真人間になるぞ……!

 

なんか不安になるようなこと書いちゃったかもしれませんが、今もめちゃくちゃ面白いライトノベルを出すために担当さんと協力しつつ頑張っています!

少なくとも自分はこの作品、めっちゃ好きです!他にもこういうの好きって人は多いはず!出版されるその日まで楽しみにしていただければなと!

 

後はなんだろう……あ、報告忘れてたけど電撃小説大賞は普通に二次選考で落ちました。

めちゃくちゃ自信作だったので普通に凹んだけどGA文庫大賞で入賞出来たから許した!(嘘。なんだかんだ言ってやっぱり凹む。だって自信作だったし)

 

 

それではまた。

 

第13回GA文庫大賞前期、二次通過しました

やったね

GAで二次選考を通過するのは久々なので嬉しい。

733作品中の46作品なので、だいたい応募総数の6%くらいまで絞られたのかな。

ga.sbcr.jp

 

タイトルから推測した感じ、自分のと同系統の学園ラブコメっぽい作品は5分の1くらいかな?自作はラブの部分がちょっと怪しいですが。ぼっちだし(?)。

ブコメも増えているっぽい雰囲気を感じるとはいえ、やっぱり全体的にはファンタジーの方が多そう。

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最初にも書いたけどGAの二次選考を突破するのは久々です。

結局問題はその次なんで、あんまり喜ぶのもな……って気もする。

もちろん嬉しいんだけどね!明日の仕事も今日のことを思い返せば頑張れそう……いやそれは普通に無理だな。

 

まあ二次まで行ったということは、少なくとも1人の編集さんが読んで「これは三次に回してやろう」と思ったってことなので、それはありがたいし素直に嬉しい。

自分は作品を人に読ませないので他人から「面白かった」とかの感想をもらうことはないんですが、こうして選考で上の方に行くと間接的にそう言ってもらえたような感じがしていいですね。

 

前に最終選考まで残ったときは二次選考の発表から半月後に三次選考の結果も発表されたんですが、どうやら最近はいきなり翌月末(前期だと9月末)に最終選考の結果が発表されるらしい。

ってことで一応は編集さんからの連絡待ち(電話待ち)って状態になりました。コワ~。

まあ実際に連絡があるとすれば9月の下旬らへんかなあと思うので、そこら辺になったらソワソワしようと思います。

 

ごめんなファンタジア、間に合わなかったよ……

そういえばファンタジア大賞前期への応募は諦めました。すまぬ(誰に?)。

ラノベライト文芸は何よりも「エンタメである」という点が最優先だと強く信じているのですが、ちょっとそこの自分基準を越えられなかったというか。

今回は文章のバランスがひたすら良くなかったなー。アイデア自体は悪くないので改善してどうにか形にしたいところ。

 

まあ、GAの二次通過したしチャラってことになりませんか?なります。なりました。

ちょっと間が空いちゃうので、代わりと言ったらなんですけどガガガに過去作を一本送ろっかなと思います。

去年のファンタジアで三次落ちした作品、結構面白かったなって気分になってきたので。

 

それではまた。

 

第13回GA文庫大賞前期、一次通過しました

わーい

応募総数が例年より多かったので一次で絞られたりするのかなぁと思いましたが、特にそんなことはなかった。

ありがたやありがたや。一次通過率30%超えってすごい、電撃の3倍。懐の広さが身に染みる今日この頃。

ga.sbcr.jp

無事(?)、電撃に引き続き一次通過できてひとまずホッとしてます。

通過作がこれ。学園ラブコメ(たぶん)です。

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ペンネームが「あ」から始まるので、五十音順で発表されるGAだといつもほぼ先頭に来てるんですよね。

ページ開いて秒で当落がわかるのでちょっと怖い(毎回言ってる)。

 

ぼーっと選考通過作見てるとやっぱりファンタジー要素を含む作品が多い印象で、現代学園物の応募作はそこまで多くないのかな。

最近のGA文庫はラブコメも多いので、今回はもうちょい増えるかなという気もしてたけど。

 

……ちょっと考えたけど少し前に電撃通過のブログ書いたばっかだし、GAの通過者に書籍化済みのプロが多すぎるよって恨み言以外は特に書くことないな。

もういいか。

 

あ、ファンタジアの締め切りまで残り半月ですが応募はまだ諦めてません。というか月末に有給を突っ込んだので是が非でも出さなきゃ。

これまであんまり書いたことなかったイチャイチャ系ラブコメと和解交渉中です。

 

ファンタジア文庫で言うなら「ネクラとヒリアが出会う時」とか「ゲーマーズ!」とか、あと「お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか」みたいな。

後の2つはちょっとイチャイチャ系ラブコメの範疇からはズレるかなと思うんですが、でも今作のイメージはそんな感じ。

それにしてもネクラとヒリアは予想以上に面白くてびっくり。読む前にハードル下げててごめんってなった。(TLで面白いって言ってた人、ありがとう……)

 

それではまた。