ラノベ作家のメモと戯言

ラノベ作家の相崎壁際です。第13回GA文庫大賞で「ガンガンGA特別賞」を受賞。デビュー作『どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる』は2巻まで発売中&コミカライズも連載中です。

第13回GA文庫大賞前期、二次通過しました

やったね

GAで二次選考を通過するのは久々なので嬉しい。

733作品中の46作品なので、だいたい応募総数の6%くらいまで絞られたのかな。

ga.sbcr.jp

 

タイトルから推測した感じ、自分のと同系統の学園ラブコメっぽい作品は5分の1くらいかな?自作はラブの部分がちょっと怪しいですが。ぼっちだし(?)。

ブコメも増えているっぽい雰囲気を感じるとはいえ、やっぱり全体的にはファンタジーの方が多そう。

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最初にも書いたけどGAの二次選考を突破するのは久々です。

結局問題はその次なんで、あんまり喜ぶのもな……って気もする。

もちろん嬉しいんだけどね!明日の仕事も今日のことを思い返せば頑張れそう……いやそれは普通に無理だな。

 

まあ二次まで行ったということは、少なくとも1人の編集さんが読んで「これは三次に回してやろう」と思ったってことなので、それはありがたいし素直に嬉しい。

自分は作品を人に読ませないので他人から「面白かった」とかの感想をもらうことはないんですが、こうして選考で上の方に行くと間接的にそう言ってもらえたような感じがしていいですね。

 

前に最終選考まで残ったときは二次選考の発表から半月後に三次選考の結果も発表されたんですが、どうやら最近はいきなり翌月末(前期だと9月末)に最終選考の結果が発表されるらしい。

ってことで一応は編集さんからの連絡待ち(電話待ち)って状態になりました。コワ~。

まあ実際に連絡があるとすれば9月の下旬らへんかなあと思うので、そこら辺になったらソワソワしようと思います。

 

ごめんなファンタジア、間に合わなかったよ……

そういえばファンタジア大賞前期への応募は諦めました。すまぬ(誰に?)。

ラノベライト文芸は何よりも「エンタメである」という点が最優先だと強く信じているのですが、ちょっとそこの自分基準を越えられなかったというか。

今回は文章のバランスがひたすら良くなかったなー。アイデア自体は悪くないので改善してどうにか形にしたいところ。

 

まあ、GAの二次通過したしチャラってことになりませんか?なります。なりました。

ちょっと間が空いちゃうので、代わりと言ったらなんですけどガガガに過去作を一本送ろっかなと思います。

去年のファンタジアで三次落ちした作品、結構面白かったなって気分になってきたので。

 

それではまた。

 

第13回GA文庫大賞前期、一次通過しました

わーい

応募総数が例年より多かったので一次で絞られたりするのかなぁと思いましたが、特にそんなことはなかった。

ありがたやありがたや。一次通過率30%超えってすごい、電撃の3倍。懐の広さが身に染みる今日この頃。

ga.sbcr.jp

無事(?)、電撃に引き続き一次通過できてひとまずホッとしてます。

通過作がこれ。学園ラブコメ(たぶん)です。

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ペンネームが「あ」から始まるので、五十音順で発表されるGAだといつもほぼ先頭に来てるんですよね。

ページ開いて秒で当落がわかるのでちょっと怖い(毎回言ってる)。

 

ぼーっと選考通過作見てるとやっぱりファンタジー要素を含む作品が多い印象で、現代学園物の応募作はそこまで多くないのかな。

最近のGA文庫はラブコメも多いので、今回はもうちょい増えるかなという気もしてたけど。

 

……ちょっと考えたけど少し前に電撃通過のブログ書いたばっかだし、GAの通過者に書籍化済みのプロが多すぎるよって恨み言以外は特に書くことないな。

もういいか。

 

あ、ファンタジアの締め切りまで残り半月ですが応募はまだ諦めてません。というか月末に有給を突っ込んだので是が非でも出さなきゃ。

これまであんまり書いたことなかったイチャイチャ系ラブコメと和解交渉中です。

 

ファンタジア文庫で言うなら「ネクラとヒリアが出会う時」とか「ゲーマーズ!」とか、あと「お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか」みたいな。

後の2つはちょっとイチャイチャ系ラブコメの範疇からはズレるかなと思うんですが、でも今作のイメージはそんな感じ。

それにしてもネクラとヒリアは予想以上に面白くてびっくり。読む前にハードル下げててごめんってなった。(TLで面白いって言ってた人、ありがとう……)

 

それではまた。

 

第27回電撃小説大賞、一次通過しました

通過しました

マジでよかった~~。

最初に通過作一覧をざっと流し見したときに見つけられなくて絶望しましたが、よく見たら右列中央らへんにこっそりありました。

ありがとう電撃小説大賞、フォーエバ電撃小説大賞。君を忘れない……!

 

いやー。電撃で2次に進むのが第24回以来(3年ぶり)なので、今回の通過は素直にめちゃくちゃ嬉しいです。

去年よりもいい方向に行ってるという手ごたえは感じつつ、結局どうなってるのかは公募の結果を見るまでわからないので……。

 

通過作がこれ。普段はラブコメ系のラノベを主に書いていますが、電撃にはタイトルから漂う雰囲気の通りライト文芸系の作品を応募しています。

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個人的にはライト文芸っぽくて好きなタイトルになりました(ラノベに多い長文説明調タイトルもそれはそれで好きです)。

地味に「君」を「きみ」にするか、「となり」を「隣」にするかでだいぶ悩んだ記憶があります。あと途中で「、」を入れるかどうかも気にしたなー。

 

電撃はライト文芸系(MW系)狙いの作品が多いイメージで、「君の~」みたいなタイトルはやっぱりちらほらありますね。

ライト文芸ってボーイミーツガールが多いし、どうしてもそういうタイトルが増えるのは仕方がないのです(たぶん)。

 

まあ身も蓋もない話をしちゃうと公募の受賞作って大半は刊行時にタイトル変わるから、応募時に気にしても仕方ないっちゅー話もある。

特にラノベ系の新人賞はかなりの割合でタイトル変わってる気がします。

 

通過作の割合

第27回電撃小説大賞は応募総数が4355作(長編3183作・短編1172作)、そのうち一次通過作は436作(長編373作・短編63作)だそうです。

dengekitaisho.jp

割合で言えば436/4355で、全応募作の10%くらいが一次通過したって感じですね。長編に限ると373/3183で11.7%。

電撃以外にもガガガは一次選考でこれくらい絞ってきますが、GA文庫やMF文庫の新人賞は3割くらいが一次通過するイメージ。ファンタジアも25%くらいでしょうか。

 

暇だったので(嘘。本当はファンタジア大賞に応募する作品を書かないといけないが、暑いとか中日ドラゴンズが負けすぎて気が乗らないとか今日はもうビール飲んじゃったとか理由を付けて全力で目を逸らし続けているだけ。こんなことをやっている場合ではない)過去5年間の電撃大賞の応募総数と一次通過の割合をまとめてみました。

 

第26回:応募総数が4607作、一次通過が467作。通過率が10.1%。

第25回:応募総数が4843作、一次通過が510作。通過率が10.5%。

第24回:応募総数が5088作、一次通過が575作。通過率が11.3%。

第23回:応募総数が4878作、一次通過が661作。通過率が13.5%。

第22回:応募総数が4580作、一次通過が592作。通過率が12.9%。

 

……なんか、だんだん一次通過のハードル上がってる気がしないこともないですね。怖い。

とはいえおおよそ10%強くらいのラインだしここまで厳しいならもはや微差って感じですが。

 

本当は長編の通過率とかも出した方が誠実なんでしょうが、めんどくさいのでやってません。

というか選考結果のページに応募総数中の長編・短編の内訳が載ってなかったんですよね。一次選考に残ったうちの長編・短編の作品数はほぼ記載されてるんですけど。

 

ラノベニュースオンラインとか外部のアーカイブサイトとか見ればわかるのかもしれないんですがダルい。

仕事じゃないから適当でいいんです適当で。

 

そういえば皆さんは8日から夏休みですか?ひょっとして9連休とか満喫しちゃってるんでしょうか。いいですね~~。

こちらは山の日含めた3連休を終えたら11日から普通に仕事です。ここ数年お盆休みとか無いんだが?誰か助けてください(こんな締め方でいいのか?)。

 

それではまた。