ブログに書くことなさ過ぎるし小説も書いてないのでこれでお茶を濁すことにしました
GA文庫大賞に応募してからだらーっとしてるうちに6月が終わってしまいました。
小説書こうにも新しいアイデアが降ってこないし、仕方ないので最近読んだラノベの感想でも書いて罪悪感を紛らわせることにしました。
あんまり小説の感想とか書き残す趣味はないんですけど、面倒に感じない程度にざざっと。
電撃に応募してから(4月10日以降)読んだラノベが机の上に積まれてたので、数えてみたら24冊でした。
電撃に応募して以降に読んだラノベが机の上で地層を成している。途中でGA応募作の執筆も挟んでたとはいえもうちょい読みたかった感
— 相崎壁際 (@aizakikabegiwa) 2020年6月28日
あとさすがに危険な高さなので片付けないと…… pic.twitter.com/iGqaE98d3p
1か月あたりおおよそ8冊。
GA応募作の執筆中は読むペースが下がってたとはいえ、6月はもうちょっと読めてもよかったかな。
まあ、自分は読むのが早い方ではないし、読みたくないときに無理に読んでもしゃーないと思ってるので、これくらいが仕事しながらの限界かもしれないです。
写真に映ってる全部の作品に感想書くと大変なので、今パッと書けるやつだけ書きます。
別にここで感想書かなかった作品は面白くなかったというわけではなく(自分は大抵の作品を楽しんで読めるタイプです)、単に文章がすんなり出てきたかどうかってだけの違いです。
紹介順は単なる読んだ順です。
「何故か学校一の美少女が休み時間の度に、ぼっちの俺に話しかけてくるんだが? 5」
地の文が無いラノベってこれしか読んだことない(書簡体小説ならチラホラ読んだことあるけど)な、まあそれほどラノベたくさん読んでるわけじゃないんですけど。
これ自体が面白い試みだしストーリーの方も楽しみながら読んでたし、これが5巻で終わるっぽいのは残念だなーと正直思います。
5巻のヒキも良かったし。いいんちょ……。
ぼっちオタクと隠れオタク美少女の組み合わせはまあベタだよねと思うんですけど好きだからしょうがない、いいじゃんこういうの好きなんだよ!
特に桃井さんが好き好き(2巻の表紙イラストの子)、こういうタイプの子に滅法弱いんだよな自分。
「14歳とイラストレーター 8」
「妹さえいればいい。」もそうだけど、こういうクリエイター業界モノの群像劇は同じ業種でもタイプや経験、才能の差がハッキリ感じられる点が残酷だけど好きだなーってなります。
(まあラノベだから「諦めて実家戻るわ……」みたいな主要キャラが出てこないのはご愛敬。何巻も読み続けて愛着を抱いた主要キャラがそんな退場したら読む側も辛いし。単刊で完結するならまだしも)
神絵が見た目も性格もかなり好きなので、8巻は表紙やカラー口絵でたくさんイラストが見られてよかった。
でも一番好きなのは白砂ちゃんなんですけどね。4巻でいきなり出てきて一気に歴代の好きなラノベキャラ上位に躍り出た。
こういう色々なものの板挟みになって悩んで苦しんでそれでも最後の最後に自分の芯を貫ける子(詳しくは4巻を読んでください)、最ッ高……!!!
島生まれで家庭的なところも最高です。幸せになってくれ。
8巻の感想を書こうと思っていたのに白砂ちゃんの話になってました。
この巻の白砂ちゃんはマリィの保護者役に磨きがかかってる&突如涙腺を刺してくるシーン(109~110Pのくだり、こういうのに弱い)もあってやはり可愛い。おいやっぱり白砂ちゃんの話じゃん。
最後のヒキ、不穏~な感じにユウトが全く気が付いてないの良き。
「物理的に孤立している俺の高校生活」
期間中に4巻~8巻まで読んでたのでまとめて。上の埋め込みは8巻です。ヒロイン同士が背中合わせになってるイラストいいよね……。
登場人物たちはそれぞれ厄介な異能力を抱えていて(他人の体力を吸い取って衰弱させてしまうため他者と物理的に近づけない、目が3秒以上合うと心の中で考えていることが開示されてしまう等)、それ故に上手く友達ができない的な話。
最初は飛び道具的な設定に上手くなじめるか不安だったけど、読み始めたら全然大丈夫でした。
流石に8巻まで読んでると、元々は上手く人とやれなかった登場人物たちの成長にグッと来る(親目線)。
特に汐ノ宮さんとかさあ、成長し過ぎで嬉しいやら寂しいやらですよ。
5巻あたりから人間関係が結論に向かい始めてストーリー的にもハラハラ度が増してくるの良き。普通はいろんなシリーズを交互に読むんだけど、5巻から8巻まで連続で読んじゃった。
6巻の生徒会選挙の解決も好みだし(エリアス好きなので8巻はこうなるしか無い展開だが少々辛かった)、7巻から8巻のえんじゅと愛河の諸々もめちゃくちゃ好き。
ラブコメの終盤(大抵はコメディ成分が薄めになりがち)に特有なこういう空気、本ッ当~~に好きだな。いつかこういうの書きたい。
単刊だとコメディ的な緩い雰囲気から人間関係のアクセルを踏み込む感じが表現しにくくて、なかなか難しいんですよね。
「ひぐらしのなく頃に」が名作なのも、あの緩い日常パートがあってこそなんすよ……。
次に刊行される9巻が最終巻らしいので、読み終えてからずっと正座待機してます。
「中古でも恋がしたい!」
上の写真撮った時点で1巻~3巻まで読んでた。
1巻冒頭からいきなり主人公の処女厨バリバリなシーンから入るんですが、読んでるうちに理由とかわかって良かった。
ReDrop先生の描く綾女かわいい。見たところほぼ一貫して表紙が綾女フォーカス(綾女+誰かはあるけど。12巻だけ綾女が小さい?)なの、最近のラノベにしては珍しい気がします。
最初のうちはもっと緩い感じで進むのかと思ってたけど、後半はシリアス分多めでしたね。だんだんと主人公のカッコよさが出てくるの好みです。巻を追うごとに面倒見の良さが出てきてる……。
ラブコメはヒロインの魅力も重要なんですが、主人公がカッコよさを見せるシーンも大事だと思う派。
ただ残念なことに自分は美少女ゲーに造詣がないので、そういうネタを拾えたらもっと面白いのかもしれんなーとは思う。
7月入ってから4巻も読んだんですけど、2巻以降は毎回のように起床シーンから始まるんですよね。これも美少女ゲーにありがちな流れをなぞってるとかそういうアレなのだろうか。
長くなり過ぎたので一旦ここで切ります。続きは②で。