腐れワナビの公募メモと戯言

相崎壁際名義で新人賞に投稿しているワナビのブログ。応募するのは基本的にライトノベル系。

古い時代の書物を読むのは古人とのコミュニケーション③

aizakikabegiwa.hatenablog.com

の続き。

 

コミュニケーション 手段の変遷

ある程度昔は同時代に生きてる人、それも対面で接触できる人としかコミュニケーションができなかった。

それが言葉の発明で、少なくとも口伝えで自分が直接会えない距離にいる人、自分よりも古い時代の人の言葉を知ることができるようになった。

文字を持たないアイヌの伝承が口伝でかなり古くから近代まで伝わってた話(明治時代辺りに日本語でまとめたのは誰だっけ……アイヌの女性だった気がするけど忘れた)とか聞くと、口伝えでさえ結構な威力を発揮するのがわかる。

それが文字の発明で、人と人の間を挟むのが人である必要が無くなり、粘土板だの紙だの本だのといった媒体によって情報が伝達されるようになったわけです。

まー文字以外にもインカだと結縄(キープ)、アボリジニだと絵みたいに他の伝達方法もあるんだけど。

調べるとアイヌにも結縄があったし木の板に刻み付けるっていう方法もあったらしい。

 

北海道異体文字は相当眉唾感あるけどな……これ堂々とウィキに載せてていいんだろうか? 神代文字のページには「この項目には複数の問題が~」的な警告があるのに、北海道異体文字には無い。

信憑度で言えばサンカ語と似たようなレベルだと思うけどな……。

ネッシー的なカテゴリで載せてるのか? それとも意外に賛同者が多いのか?

 

 こういう情報の伝達手段は基本的には同時代の人間、もしくはその手段が通用することを前提として使用される。

「当然これを読む人間はこの文字(あるいは縄、模様、絵)を受け取るコードを持っている」という発想なわけ。

「ひょっとするとこの伝達手段が全く分からない人間がこれを読むかもしれない」と思って、わざわざ対策なんか取らないんですね。

仮に想定したとしても、そんな人間に対して情報を伝えなきゃいけない必然性が薄い。

それが敵対勢力に読まれるかもしれないと考えれば、なおさらその情報が広く読まれるようにはしない。

宇宙探査船に宇宙人へのメッセージを記した金属板を乗せる的な用途で情報が記されるのって、たぶん相当珍しいことなんじゃないだろうか。

ロゼッタストーンはそうなのかも?

一言語で書かれたものが翻訳されて広まるのはよくあるんだけど。聖書とか。

 

まーだから昔の人が書いた文章を読むのは難しい。

現代人が読むことを想定してないから。

それでもなお、なんとかして昔の人が書いた文章を読みたい、内容を知りたいっていう人が絶えない。

そういう人達は古文の読み方を勉強したり、崩し字を読めるように勉強したり、文章において省略されがちな前提を勉強したりと努力する。

これって外国の文章が読みたいから外国語を勉強する、っていうのと本質的には同じ動機と言えるのでは。

 

今書いてる一連の記事で言いたいのは、おおむねそんな感じのことです。

そのまんまじゃないけどね。

 

そもそもなんでこんなこと書こうと思い立ったのかと言えば、最近面白いブログを読んだから。

外国語を勉強しようとしてる人もしてない人も、ぜひ読んで見て欲しい。

非常に面白いことが書いてあるし、学校の授業で英語やら第二外国語やらを勉強してきたことの意味をもう一度考え直すいい機会になるんじゃないだろうか。

parupuntenobu.hatenablog.jp

 

これを読んで本当に面白いと思った。

ゾルゲ事件とかだいぶ面白そうなので、もうちょっと調べてみたい。

 

長くなったのでまた切ります。

まだまだ書きたいことはあるんだけど、連休中には終わらせます……たぶん。