腐れワナビの公募メモと戯言

相崎壁際名義で新人賞に投稿しているワナビのブログ。応募するのは基本的にライトノベル系。

学生のうちにデビューしたかった

『大学在学中にデビュー』って煽り文句

憧れるよね。

なんかこう、天才っぽい。おんなじノリで「十代でデビュー」もかなりポイント高い。

こういうふうに考えてる人は少なくないんじゃないだろうか。

これはなにも小説に限ったことじゃなくて、音楽でもスポーツでもモデルでも変わらない。

「こんなに若いのにすごいなあ」という感情がパッと湧いてくる。

やっぱり他の人より若くありながら、何かしらの分野で結果を出す人間というものに人は憧れがちなんだろう。

 

俺も昔は「よーし俺も十代でデビューするか少なくとも大学在学中にデビューするぞー」なんて思っていた。

なんかそのうち自分はどっかでデビューするんじゃないかという漠然とした期待を、なぜか学生の頃の俺は持っていたのだ。

結局小説なんて書かないままひたすら怠惰な日々を過ごし続けて、気が付いたら大学4年生の秋になっていた。

「これはマズい」と思ったときには既に年内にデビューできるような新人賞は締め切られていた。

俺は永遠に「大学在学中にデビュー」という肩書を得ることはなくなったわけである。

いや、正直に言えば留年なり院へ進学なり再入学なりすれば可能性はあったけど、俺にその気はなかった。

あまりに速い時の流れに涙した俺は、仕方ないので直近のGA文庫大賞後期に応募した。俺の性癖と趣味と鬱憤が詰まった処女作は二次で落ちた。

思えばそれが俺の公募生活の始まりだった。

 

 

社会人生活になって初めて、大学在学中がいかに時間を自由に使える時期かということを実感する。

何で俺、あんなに毎日毎日のんびり暮らしていられたんだろう。

現在の俺も社会人の平均よりは明らかに労働量が少ないと思うんだけど、それでも大学に居た頃の俺からすればありえないレベルで働いている。

ぶっちゃけあんまりバイトとかした覚えがないしな、俺。

短期バイトを速攻でバックレたり、楽なバイトを精々週一とかでやってたくらいだ。

絶妙に死なない程度の仕送りを送ってくれていた郷里の親に感謝。

金は無かったが時間だけはあった。

その頃の俺にあったら「古畑任三郎やらTRICKの再放送を観る暇があったら小説でも書け!」と言ってやりたい。いや、古畑もTRICKも面白いんだけどさ。そんな何回も観る必要ないだろ。面白いんだけどね。また観なおそうかな。

 

というわけで、気が付いたら色々と手遅れでどうしようもならないことってあるよね、と言う話。

あー学生のうちにデビューしたい人生だった。

しょうがないので複数同時受賞でも目指そうか……いやすいません調子乗りました。とにかくどっかからデビュー目指して頑張らねば。