腐れワナビの公募メモと戯言

相崎壁際名義で新人賞に投稿しているワナビのブログ。応募するのは基本的にライトノベル系。

小説における設定の描写を地の文でやるかセリフでやるか

毎回迷う

難しくないですか、これ。

ラノベでも現代を舞台にした学園ラブコメとかだったらあんまり悩まないと思うんですよ。読者との共通認識がはっきりと存在してるので。

 

学校っていうのは教師から生徒が勉強を教えてもらう場所。

生徒たちは大抵学生服という決まった服装をしていて、年齢ごとに1年生、2年生、3年生という風に学年で授業の内容、クラスが分けられている。

部活動という授業外の活動があり、生徒たちは任意の部活動に参加して大きな大会を目指したり親睦を深めたりする。

学園七不思議という深入りすると死んだり厄介な事件に巻き込まれたりするものがある。

体育館裏にはヤンキーが溜まっている。

校長先生の話は長い。

生徒会の権力は絶大で教師も敵わない。

 

みたいな。

こんなのはわざわざ説明されるまでも無く、読者もわかってる前提なので小説内で説明する必要がない。

話はこの共通した前提を基に進んでいくわけ。

 

ところが、話が異能バトルだったりファンタジーだったりSFだったりすると、「この世界はどういう前提で動いているのか」という部分の説明が必要になる。

何の説明も無くいきなり主人公が剣を振り回して戦ったり、ヒロインが魔法をぶっ放したり、無人戦闘機が来襲したりすると読者はわけがわからない、ということになる。

もちろん、最初に謎を掲示しておいてそこから世界観の説明をする、というパターンもある。

だけどその場合、結構早めに根本的な疑問を説明しておかないと(多分)ラノベだと読者受けが悪いんじゃないかなーという気がしてる。

一般だと結構謎のまま話が進むってこともあるけど。

ラノベで根本的な謎を残しておく場合、それ自体が話を動かす原動力になってることが穂飛んじゃないかと思う。

主人公側がその謎を解き明かすことで何かが解決する、みたいな。

これだったら謎を残しておくのは全然ありなんだけど、その謎に意味はないのに説明しないのは不親切だよなあ、と。

 

で、ここまで考えると設定の説明はどっかでしなきゃならないわけなんだけど、それをどこでやるかがまた困りどころなわけで。

地の文で何行も費やして説明するのは冗長だし、ラノベとして地の文があんまり連続するのはマイナスポイントな気がしてならない。

かといってキャラに説明させると、どうしても説明口調になって不自然になってしまう。

しかも説明させるならそれにふさわしいキャラ設定(先生ポジとか師匠ポジとか仕切りたがり屋とか?)のキャラに説明させないと、このキャラそんなこと言うやつじゃねーだろみたいな感じになる。

 

ちなみに俺が書いた作品で大きく世界設定の説明が必要だったのは、異世界転生(転移)物が2つにSF設定の作品が1つ。

前者は正直俺が得意じゃないジャンルなんだけど、みたいなノリで転生させた神様的なキャラに説明させた。

まあ無難なところだったんじゃないだろうか……それ以外にインプットが無さすぎるので思いつかん。

後者は新米と先輩のバディものだったので、先輩が後輩にレクチャーするみたいな形式で説明させた。

こっちも相当悩んだ覚えがある。

確か最初は地の文で説明したんだけど、それがあまりに長くなりすぎたので苦し紛れにキャラに問答形式で喋らせた。

2人が出会ってすぐにこのシーンを入れたので、結果的に多少は読み手に2人の力関係やらキャラの雰囲気やらをわからせる役割も果たせた(気がする)。悪くなかったんじゃないかなと思う。

 

正直ラノベに限らず小説を書くのは正解がはっきりわかるもんじゃないので、この問題もつまるところ個人の好き嫌い、人それぞれってことになるんだろうけど。

説明しないってのはやっぱり明らかに悪手だと思うから、出来れば上手いこと世界観を出すのに、もしくはキャラの色を出すのに役立てられる描き方がしたいものだ。

この辺りはどのラノベでも色々苦心してるところなんじゃないかな?

ある程度割り切ってしまえば、長々と設定を羅列しても問題ないんだろうけど。

そうすると一定の人は絶対拒否反応起こしそうなんだよなあー。俺は別にそういうの問題ないんだけど。

結果どうにかキャラに説明させようとして苦しむ。うがが。

 

まあ、書いてる人はこういうところも気にしながら書いてるよ、って話。