腐れワナビの公募メモと戯言

相崎壁際名義で新人賞に投稿しているワナビのブログ。応募するのは基本的にライトノベル系。

「ヴォイニッチホテル」1~3巻読んだ

最高

だった。

丁度大学二年生か三年生あたりにまとめて単行本買って読んでたんだけど、丁度先週末辺りにまた読み直してた。

道満晴明さんの描いた漫画なんだが、これが素晴らしく俺の琴線に響く。

ちょっと一口じゃ説明しづらい漫画なんだけど、太平洋の南らへんにある小さな島国の、その名も「ヴォイニッチホテル」が舞台。ホテルの宿泊客「タイゾウ」と従業員の「エレナ」をメインに、日本のマンガ家や殺し屋に麻薬の売人、近所の少年探偵団に幽霊にロボット刑事に連続殺人犯に悪魔そして魔女、様々な人間(?)たちの悲喜交々を描いた群像劇。

笑えるし切なくなるし泣けるし幸福感に包まれるしで、これ読んでおくだけで人生における大抵の感情は体感できるんじゃないかっつーくらいいろんな味が詰まってる。

 

全体的には軽いタッチで覆われていて、しかも1つの話が8ページくらいでサクサク進んでいくので非常に読みやすい。

こんな不謹慎な小ネタがあったりね。

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「慰問‼」って。天才かよ。

 

あとはエレナちゃんがとにかくかわいい。表情がコロコロ変わる。

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こういう絵柄好きだなあ。

簡単に描いてるっぽいんだけどすごくかわいいし表情豊か。どうやってたどり着いたんだろ。

 

道満晴明の作風なのか、結構グロかったり救いがない話も結構あるんだけど、そういう箇所もまた泣けるしいいんだよね。

ちょっとエロい部分もあるんだけど、そこは「ぱらいそ」とか「オッドマン11」と同じでドライな感じ。「ニッケルオデオン」にはあんまりそういう描写なかったよなー。「性本能と水爆戦」は持ってなくて、昔部室でちょっとだけ読んだんだけど、そっちもかなり淡泊だった記憶。

もうね、ここで書いてても全然良さが伝わらない。とにかく「人間ってなんか、いいもんかもしれないな」って気持ちになれること請け合いなので。

いいから読んで。損はしないから。