ラノベ作家のメモと戯言

ラノベ作家の相崎壁際です。第13回GA文庫大賞で「ガンガンGA特別賞」を受賞。デビュー作『どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる』は2巻まで発売中&コミカライズも連載中です。

第26回電撃小説大賞に応募しました

今回は余裕をもって3時間前投稿です

4月10日の21時くらいに長編を一作投稿しました。

珍しくPDF投稿。本文は107DPでした。

これでどうにか今年も電撃小説大賞に応募完了です。通算三度目……三度目の正直とかありませんかね(願望)?

 

 

なんかTwitterを見てると4月に入る前から投稿してる方やら3月から推敲してる方やら、同じ人間だとは信じられないレベルで優秀な人ばかりでビビりました。

残念ながら自分は尻に火が付かないと書けないタイプの人間でして、月曜日に初稿を書き上げて火曜、水曜となけなしの有給を消費して改稿&推敲してあらすじ書いてどうにか投稿できた感じです。

 

毎度毎度もっと早く書けば、と思うのですがうまくいかない……。

なので最近は「どうせ締め切り前に時間がなくて死にそうな思いをするのだ」と割り切って、今年に入ったくらいでさっさと4月の9日、10日と有給を取ったので助かりました。

数か月前の自分、賢い。偉いぞ。

 

普段は改稿も推敲もロクにせず(できず)突っ込むことが多いのですが、今回ばかりは丸二日かけて情報提示の順序を変更したり、描写を厚くしたりできました。

火曜の改稿だけで7000文字弱追加したのかな。

 

そのおかげもあって、アイデアとストーリーラインは別にした(客観的に判断しづらいので……)ライト文芸系小説のクオリティとしては、概ね現在の自分が書けるベストだと思っています。

誤字脱字は一つもないかもしれません(過信)。これで1ページ目にあったら笑うな。

 

後はゴリゴリMWにチューニングしたちょっと暗め&地味めな作風(感情重視の恋愛小説、だと自分では思ってます)と、自分でも初めての社会人女性主人公がどう出るかって感じかなあ……。

自分は当然面白いしMW向きの作品だと思ってますけどね。他人の評価はわからないので。

 

あと、第三章のサブタイトルが大好きです(自分以外の誰一人としてついていけない話題ですね、すみません)。

「バルタザールの遍歴」「クドリャフカの順番」みたいなカタカナ+助詞+熟語の組み合わせ、カッコよくないですか?「マシアス・ギリの失脚」は少し違うか。

 

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第25回の選考ステータス「一次選考落選」×2が悲しい。

今回は違う文字列が並びますように。

作品番号の末尾は消す必要あるのか悩んだのですが一応。今回はだいたい4000作ほどウェブ経由で応募されたとみていいのかな……。

 

とにかく出しちゃったら後は祈るしかないので、講談社ラノベ向けにGAの最終選考作を改稿したり第12回GA前期に向けて新作書いたりします。

こっちはラノベラノベしたラノベになると思います、たぶん。

 

それではまた。

 

第11回GA文庫大賞後期、最終選考で落選しました

最終選考落選しました

受賞された方々、おめでとうございます!

自分の作品は残念ながら最終選考落選ということになりました。

残念なのは当然ですが、「この作品は受賞させねば!」と思わせられなかった以上、しょうがないなと思っています。

「次はもっと面白いの送って来なさい」ってことだと思うので、もっともっと面白い作品を書いて応募します!

選考に携わった全ての方々、ありがとうございました。

 

ちなみに最終選考の結果は発表こそ今日でしたが、一週間くらい前からなんとなーく「落ちてそうだな……」と感じてました。

世間的には発表数日前には遅くとも連絡があるだろうと噂されてるので、そこ過ぎたら期待薄だなというイメージです。

 

なのでそんなにダメージって感じではなく(そりゃがっくりはしましたけど)、早く評価シート返ってこないかなーと思ってます。

このまま捨てるのは惜しいので、しばらく未練たらしく改稿して使いまわそうかな……まずはちゃんと推敲してあげるところからですが。

 

もちろん改稿だけじゃなく新作も、昨日シャワー浴びてたら面白くなりそうなの思いついたので書きます。

まだまだ書きたい作品がたくさんあるっていうのが、落選したときに一番心の支えになるかもしれません。

 

そういえばGA文庫大賞の名物といえば「選考に携わる編集さんが応募作を読んで感想をTwitterで呟く」というシステム?サービス?です。

今回から「#GA文庫大賞」というハッシュタグが使われるようになり、検索しやすくなりました。

以下のようにTogetterでまとめてる方もいたので、紹介しておきます。

togetter.com

 

編集さんの選考に対するスタンスや、 「初期のころに送られてきた手書き原稿に血判が捺されていた」という小話なんかもあって面白いです。

応募を検討している方なんかは是非。

 

今回自分の作品が呟かれたのかどうか、正直よくわかりません。

「これ、ひょっとしたら自分のかも……?」と思ったものはないでもないんですが、確かめようもないですし。

でも選考結果発表時以外でも呟きで一喜一憂できるのは、ほかの新人賞にはない謎のライブ感があって楽しいです。心臓には悪いけど。

 

今は電撃に向けて書いてます

今のところ電撃に出す予定の作品が例によってまだ完成してないので、そっち頑張らないとです。

いつもいつも締め切り直前になるまで書きあがってないの、本当によくない。

 

最近はTwitterのタイムライン見ても「推敲が終わらないよ……」みたいな文言が目について心がかき乱されております。

あと推敲だけならもう完成したようなものでは……こちとら初稿すら上がっておらぬというのに……。

 

でも今回は比較的進みが良くて(現在70DPくらい)、締め切り前の土日になんとか終わらせればある程度応募前に推敲できそうな予感。

頑張ろうと思えるうちは頑張ろうと思います、ゆるりと。

 

第11回GA文庫大賞後期三次通過しました

なんかもうよくわかんないですが

まだ最終選考残ってるので受賞せずに終わる可能性がかなりあるのですが、とりあえず今は嬉しいです、ありがとうございます。

 

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会社で通過を確認してから帰りに祝杯でビールを買ってしまいましたが、どうせ落選しててもビール買ってヤケ酒してたので現象は同じだった感ありますね。

これが時間の修正力というやつです(違う)。

 

前回も前々回も言ったんですが、久々に自分の作品が選考でいい評価を受けているので非常に励みになってます。

ここ最近はうんともすんともって感じでしたが、締め切り直前に死にそうになりながらでも書いててよかったなあ。

まあ、これが一次で落選してても次の作品は書いてたとは思うんですが、それでも。

 

実のところ、三次選考に入ってからはハッシュタグ「#GA文庫大賞」で引っ掛かる編集さんの感想ツイートが全部面白そうで、「もう自分の入る枠ないじゃん、めちゃ褒められてるの10作品くらい来たよ」ってなっちゃったので若干不意を突かれました。

たぶんこれまで呟かれてないと思うんだけど、バーナム効果を気にしすぎてて実は呟かれてたとかかもしれない。よーわからん。

 

あーでもやっぱ嬉しいなあ、選考でいいところ来たっていうか、たぶん複数人の編集さんが「これは最終まで上げていいんじゃない」と思ってくれたことが嬉しいです。

見るところのある作品だなって、面白い作品だなって思ってくれたのかな(これ二次選考のときも言ったかも)。

 

ちょっとお酒入ってるので支離滅裂ですがだいたいこんな感じ。

嬉しみ。

こういうときどういう顔したらいいのかわからないので、とりあえず踊っときます。

 

「運び屋」「グリーンブック」「シティハンタ<新宿プライベート・アイズ>」観た

全然話変わりますがこの前「運び屋」を観ました。

年喰ってもクリント・イーストウッドはカッコいいなあ。

ちょっと切ないけど明るさと希望のあるラストシーン、すごく好きでした。

イーストウッドだと「グラン・トリノ」が好き、あとダーティ・ハリーシリーズも(ダーティ・ハリーなら2が一番好き)。

 

あと「グリーンブック」も観ました、めっちゃ良いですねコレ!

話は定番っちゃ定番なんですけど、2人の対照的な感じとか、笑いのセンスがすごくいいと思いました。

映画館でも観客が一緒に笑うシーンが何度もあって、こういうのが映画のいいところだなあと思ったことよ……(「カメラを止めるな!」もそういう意味での良さがすごくあった。観客の一体感というか共犯関係を取り結んだ感覚というか)。

 

シティハンター<新宿プライベート・アイズ>」も全然元の作品知らないのに観に行ったのですが、普通に楽しめました。

冴羽獠の圧倒的強さが結構序盤からムンムン醸し出されてて、いい意味での安心感と信頼感がありました。依頼人かよ。

香さんとお幸せにね……って感じです(もうちょっと構ってあげなさいよ!という感もある)。

 

映画やっぱいいですね、最近は「スパイダーバース」のファンアートがTLに流れてくるので心惹かれまくってます。

まだ観てないけどペニーパーカーちゃん好き。観たらもっと好きになるやつ。

 

あと「天国でまた会おう」も絶対観たいと決意したのですが上映館が少なァい!

まあこれは観なきゃ後悔するアレなので上映終了前に行きます。

トレーラーがいいんですよ。

www.youtube.com

なんで第九って人の心をたかぶらせるんでしょうね。

それではまた。